つくる人が食べる人のことを想えば安全な食を届けられる
食べる人がつくる人のことを想えば、無駄な食べ残しはしない―――――
「食の安全・安心」に対する消費の信頼はゆらぎ、大量の食品廃棄など日本の「食」をとりまく問題は複雑ですが、それらを解決する一つの答えは、互いが互いを想う優しさだとフード連合は考えます。
フード連合では、食品の大量廃棄問題を、食料安全保障・食育・環境・流通取引などのさまざまな観点からとらえ、「食」を大切にする運動を推進します。
日本の食料自給率はカロリーベースで39%と低水準にある一方で、食用仕向量9,100万トンのうち、500万トンから900万トンが食品ロス(本来食べられているにもかかわらず捨てられている食品)と言われています。世界的な食料危機が指摘されているなかで、食料自給率の向上や食品の大量廃棄に取り組むことは食品関連産業の社会的責任でもあります。
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「食」を大切にする運動を組織内外に展開していくために、食べ残し0の運動を年間通して推進 具体的には、ドギーバック(持ち帰り袋)とフード連合エコバックを斡旋して、家庭内等で実践することにより、一人ひとりが「食の大切さ」や「食と環境問題」などへの意識を醸成し、活動への理解を浸透させ、「食」の大切さを伝えていきます。
なお、斡旋した価格の10%程度をセカンドハーベストジャパンに寄付します。
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食品ロス削減の推進
食品ロス削減に向けて、加盟単組に対してフードバンク活動のツールや情報を提供し、セカンドハーベストとのスポンサー契約や寄付を会社に働きかける取り組みを推進します。
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組織内への啓発
機関紙やホームページを活用し、企業・家庭での食品大量廃棄の現状や食品ロス削減に向けた活動情報を加盟単組へ提供する等の啓発活動を実施し、食を大切にする意識を醸成します。
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