連合3.8国際女性デー 全国行動・中央集会が開催されました310日)
 1857年アメリカ・ニューヨークで被服工場が火事になり、鍵がかかっていたため逃げることができなかった多くの女性が亡くなりました。同年3月8日、女性たちはこれに抗議するとともに、強いられた低賃金の改善、長時間労働の短縮、危険な職場環境の改善などを求めて街頭デモを行い、賃金の向上とより良い生活を求めるシンボルとして「パン(賃金・労働条件の向上)とバラ(女性の尊厳・人権の確保)」を要求しました。これが3.8国際女性デーの起源となり世界に定着しています。

 連合は連合東京と共催により、よみうりホール(東京・有楽町)にて「ハラスメントや暴力を見抜く力をつけ、解消する取り組みを進めよう」をメインテーマに「3.8国際女性デー中央集会」が開催され、フード連合からは12名(事務局含む)が参加しました。
 集会では、神津連合会長より主催者挨拶が行われた後、ILO理事・郷野晶子氏より「国際社会における男女平等課題〜暴力とハラスメントの観点から」特別提起があり、井上総合男女・雇用平等局長より、「連合 2018春季生活闘争方針における男女平等課題の取り組み」について基調提起が行われ、「男女間格差」解消に向け、力強く取り組むことが確認されました。また、UAゼンセン・日教組・全労金の単組での取り組み事例を中心に「男女平等課題の取り組みに向けた好事例発表」が行われました。
 その後、連合東京女性委員会の小林瞳氏(東京都電力総連)による集会アピール採択が行われ、集会の最後には、参加者全員による「Solidarity Forever(連帯で強くなれる)」の合唱を行いました。