中四国ブロック「2021春闘 第1回中小労組代表者会議」を開催26日)
2/6(土)、中四国ブロック「2021春闘 第1中小労組代表者会議」がWebにて開催され、7単組13名(事務局含む)が出席しました。
開催にあたり、本部を代表して佐藤事務局長より挨拶をいただいた後、今次春闘を取り巻く情勢と、第19回中央委員会で決定されたフード連合の闘争方針について説明がありました。
取り巻く情勢としては、感染症拡大の影響(緊急事態宣言の行動自粛、時短営業等)により、GDP(特に家計最終消費)は大幅に落ち込んでおり、製造業全体では雇用人員が過剰に転じている状況の中、食品製造業については依然として人手不足の状況にあるということ。また、製造業全体では昨年以上の大幅な減収減益が見込まれている中、食品製造業については相対的に小幅なマイナスに留まっており、家庭用・業務用など各社の収益構造の違いにより業績は区々であることなど、今次春闘に臨むにあたって取り巻く情勢などについて認識を深め合いました。
その後、意見交換として、各労組の春闘情勢や要求内容、今後のスケジュールなどを共有し合いました。自社の足元の状況を踏まえて要求を検討していくことや組合員アンケートを踏まえて要求を組み立てていくこと、また、中小企業にも4月から施行される同一労働同一賃金についても対応を図っていくことなど、全体で情報共有を行いました。
意見交換の中では、自組織にとって、サプライチェーンとして関連する他業種の業界動向について質問があったり、春闘期を捉えた組織化の取り組みやテレワーク手当についても意見交換を行いました。

その後、竹澤組織・中小局長から「地区協議会活動への参画について」、渡辺ブロック局長から「中四国ブロック年間活動計画について」それぞれ説明があり、地域における組織強化・組織拡大の取り組みや平和運動の取り組みなどについて確認を行いました。また、地域における様々な取り組みをフード連合ホームページに積極的に掲載していくことと、現在検討されている新ホームページの概略について共有がありました。
最後にコロナ禍における各単組の状況や対応などについて意見交換を行いました。各労組、会社とも連携を図りながら職場や家庭における感染症対策を行っており、職場に入る際に消毒や検温を徹底していることや食堂を利用する際には密にならないよう時間帯を分けて利用していること、また、新たな働き方としてテレワークを試行していることなどの情報共有がありました。
今後についても、地域ブロック・フード連合本部とも連携し、Webも活用しながら春闘をはじめとした各種取り組みを進めていくことを全体で確認しました。

□今後の主な活動予定(中四国ブロック)
・6月26日(土)       女性組合員情報交換会(長崎県)
・7月24日(土)〜25日(日) 第2回地区協代表者会議/第2回中小労組代表者会議
・8月 4日(水)〜 6日(金) ピースアクションin広島/連合広島平和集会
・8月 7日(土)〜 9日(月) ピースアクションin長崎/連合長崎平和集会