フードドライブ贈呈式・仕分けボランティアを行いました!325日)
伊藤会長からチャールズCEOに食品を贈呈
 3月24日、フード連合本部は、フードドライブとして加盟組合から支援いただいた食品(受付期間:2月21日〜3月5日)を、セカンドハーベスト・ジャパン(以下、2HJ)に対して寄贈し、その後、食品の仕分け等のボランティアを実施しました。

作業の様子@
まず、段ボールから食品を出していきます。
作業の様子A
次に、食品を仕分けして、棚に並べていきます。
パスタ、調味料、お菓子、レトルト食品、etc
食品満載の棚のできあがり!
この棚から必要な食品をとっていただきます。
 贈呈式では、伊藤会長からチャールズCEOに食品を贈呈し、写真撮影を行いました。
 加盟組合から集まった食品は、新型コロナウィルス感染症の影響に伴い中止した「食品労働者総決起集会」の第二部の抽選会で使用予定だった業種別部会から提供いただいた商品を含めて、段ボール24箱分(213.0kg)となりました。
 その後、一般の方から提供された食品も含めて、フードドライブで集まった食品を、賞味期限ごとに仕分けするボランティアを行いました。
 2HJに集まった食品は、高齢者、ひとり親世帯、難民、生活保護を申請している方など様々な理由により食料支援が必要な方々に対して、直接引き渡されます。
 2HJの担当者の方によると、ただ食品を渡して終了ということではなく、「食の安全・安心」の観点から、予期しない食品事故が起こったときにでも速やかに対応できるように、誰に何の食品を渡したかが明らかになるように「トレーサビリティ」を徹底しているとのことでした。
 短時間のボランティアでしたが、フードドライブ、仕分けボランティアを通じて、「もったいない」を「ありがとう」に変えるアクションを起こすことができました。
 食品をご支援いただいた皆さん、ありがとうございました!

フード連合は、引き続き、「食」を大切にする運動の推進の一つとして、2HJをはじめとするフードバンクを支援していきます。
フードドライブとは?
 家庭で余っている食べ物を持ち寄り、それらをまとめて地域の福祉団体や施設等に寄付する活動です。

セカンドハーベスト・ジャパンとは?
 日本でのフードセーフティネットの構築を目的として、食品企業の製造工程で発生する規格外品(包装における破損や印字ミス)など、食べ物としての品質には問題ないが、通常の販売には支障がある食品・食材を、食品メーカーや小売店等などから引き取って、福祉施設等へ無償提供するボランティア活動を行っている日本初のフードバンク団体(認定特定非営利活動法人)です。
 日本ではセカンドハーベスト・ジャパンが最も規模が大きく、2012年の食品取扱量は3,152トンとなっています(http://2hj.org/)。

以上