1月27日:第18回中央委員会開催24日)
1月27日に「フード連合第18回中央委員会」を東京都内で開催し、フード連合に加盟する中央委員170単組207名、オブザーバー加盟、傍聴者、来賓、記者等を含め約400名が参加しました。
冒頭、高山副会長(TaKaRa労働組合)の開会挨拶の後、主催者を代表して伊藤会長からの主催者挨拶があり、「私たちフード連合は、「経済の自律的成長」と「食品関連産業で働く労働者の相対的地位の向上」に向けて春闘に取り組まなければならない。日本経済を安定的に成長させるためには、賃上げによる個人消費の喚起により、企業の生産活動を活発にすることが重要であり、そこで生み出された付加価値の労働者に対する分配、いわゆる「分配構造の転換」が必要である。そして、「食」に携わる食品関連産業労働者の社会的地位・労働条件が低位にあり、労働力人口が減少する中、優秀な人材確保は困難となることが予測され、今次春闘では「賃金の引き上げ」と「働き方見直し」について同時に進めていかなければならない。また、食品関連産業が将来にわたり魅力ある産業であるためにも、労働運動の原点である「仲間づくり」のもと、フード連合総力を挙げて、未加盟・未組織に対するオルグ等を通じ、組織拡大に取り組んでいこう。」と出席組合に呼びかけました。

その後、松山役員推薦委員長(全日本たばこ産業労働組合)による「役員の補欠選挙の件」の提起、佐藤事務局長からの2019年度中間活動報告をはじめとする審議事項について、満場一致での承認を受けたあと、役員補欠選挙を実施し、信任の過半数により当選が決まりました。また、千葉労働局長から「フード連合2020春季生活闘争方針(案)」、源総務局長から「組合活動災害補償共済事業規定の一部改訂(案)」が提起され、全会一致で承認されました。
 続いて、内堀中央執行委員(全日本たばこ産業労働組合)から「闘争宣言(案)」が提起され全体で確認されました。
 最後に松山副会長(全日本たばこ産業労働組合)の閉会挨拶ののち、中央委員会の締めとして、伊藤会長の音頭で「ガンバロー」を三唱し、2020春季生活闘争に向け、共闘することを全体で確認し中央委員会を終了しました。