フード連合及びさとうきび委員会（全糖労、奄美・熊毛糖連）は、砂糖制度の堅持及び経営安定対策・サトウキビ生産振興等の要請を河野義博農水大臣政務官及び両県選出国会議員、財務省中澤正彦主計官へ提出すると共に、農水省との意見交換会を行いました。

　10月2日に河野義博農水大臣政務官に対して、さとうきび委員会新垣代表より「糖価調整法の維持」・「働き方改革に伴う工場操業の安定化及び持続性確保」・「受託作業の組織化」・「セーフティーネット基金の継続」・「かん水対策」・「除草難雑草の拡大防止対策」・「鳥獣被害防止対策」の７つの項目の中から特に「セーフティーネット基金の継続」・「働き方改革に伴う工場操業の安定化及び持続性確保」の説明がありました。また、「さとうきびは島を守り、島は国土を守る」と、南西諸島において、さとうきびの重要性を伝えた。河野義博農水大臣政務官より「今年は日本全国で自然災害が多い中、対応を一両日中に対応していく。甘味資源の堅持は日本の国策と捉えているので色々な災害でご苦労だと思うが安心してさとうきび産業に励んで頂きたい。」と発言がありました。

財務省中澤正彦主計局次長への要請

　前日の10月1日午前中には農林水産省当局との意見交換会を行い、沖縄県及び鹿児島県の状況説明を各委員長より行いました。その後、要請書各項目についての回答を農林水産省当局から受け、約1時間半と限られた時間の中で各島々の現状、支援事業の成果・実績・課題等について忌憚ない意見交換ができたと思います。
　その後は、鹿児島・沖縄両県選出の国会議員への要請及び意見交換会を行い、訪問予定議員（秘書対応を含め）全員に会い要請書を提出し、サトウキビの現状を説明してきました。