2018年度フード連合トップセミナーを開催521日)
5月18日(土)、東京(池袋)にて「2018年度フード連合トップセミナー」を開催し、32組合68名が参加しました。
 このセミナーは、フード連合を取り巻く状況や、今後のあるべき姿を考えるにあたって、連合本部及びフード連合事務局の考えを共有し、顔合わせによる参加者間の交流を深めることを目的としています。
 松谷会長の主催者代表挨拶の後、連合事務局長 相原康伸氏より「連合『働くことを軸とする安心社会』の継承・深化に向けて」と題して、@世界で進行する貧困と分断、A労働力人口の急速な減少、Bデジタル化の急速な進行、C多様性ある社会の構築、D地方の疲弊、E連合ビジョン(案)について講演いただきました。続いて、フード連合本部からの課題提起として、佐藤事務局長から「フード連合のありたい姿について〜次期運動方針策定にあたり〜」、青木政策局長から「産業政策実現に向けて」(青木政策局長)について、それぞれ行われ、提起された内容について参加者と意見交換を行いました。
 佐藤事務局長からは、連合、フード連合それぞれの結成以来の取り巻く状況や方針内容、キーワードをまとめたうえで、「SDGs(持続可能な開発目標)」の視点も踏まえながら次期運動方針策定に向けての考え方を提起しました。
 青木局長からは、@産業政策に関する取り組みの位置づけ、Aフード連合の掲げてきた政策、B産業政策実現に向けたこれまでの取り組み、C今後に向けた課題について報告し、「政策実現力の向上」が結果として私たち食品関連産業に働く労働者の社会的地位の向上や総合労働条件改善につながることである、との提起を行いました。
 セミナーでは、フード連合の運動方針の策定や産業政策の構築と実現に向け、参加者からの意見も参考にしながら運動を推進していくことしました。