フード連合2018年度フレッシュ役員セミナーを開催520日)
アサーティブコミュニケーション
5月11日(土)東京・専売ビル3F会議室において、フレッシュ役員セミナーを開催し、43名が参加しました。このセミナーは主に単組の1年目・2年目の役員を対象に労働組合役員に求められる基礎知識と男女平等社会の重要性と職場での取り組み手法を学ぶことを目的として毎年実施しています。

集合写真
今年度においては、フード連合 佐藤事務局長から、「産別・労働組合及び組合役員の役割」についてご講演頂き、労働組合と会社の関係、フード連合の役割と労働運動等についての認識を深めました。その後、NPO法人アサーティブジャパンの森田栄子氏より「アサーティブコミュニケーション」についてご講演頂きました。アサーティブコミュニケーションとは、「自分の思いだけを一方的に伝えるのでもなく、飲み込んで抱え込むのでもなく、自分も相手も尊重した上で、誠実に、率直に、対等に、自分の要望や意見を相手に伝えるコミュニケーション」のことで、当日は普段のコミュニケーションの中で自分は何が得意で、何が不得意かを自己評価するとともに、互いを尊重する心構え(マインド)と具体的方法(スキル)を持って、具体的な場面を想定したロールプレイングを実施し、コミュニケーション術を学びました。また引き続きその後の交流会においても参加者それぞれで他労組の参加者との名刺交換を行う等、学習会を機に人脈づくりが出来た方も多くいた様子でした。

【参加者の声】
・今まで労働組合とは執行部だけで活動するものだと感じていましたが、組合員が一丸となって活動していくことが重要であることを理解しました。
・これまで相手のみを尊重するコミュニケーションを行ってきましたが、自分と相手との両方を尊重するコミュニケーション術はとても新鮮であり、今後活用していこうと思いました。
・講義ばかりではなく、実践を想定したロールプレイングもあり「実際に自分だったらどうするか」を考えながら研修を受けることが出来ました。