連合3.8国際女性デー 全国行動・中央集会が開催されました312日)
有楽町でバラの花を配り、通行する女性たちにアピールしました
1857年アメリカ・ニューヨークで被服工場が火事になり、鍵がかかっていたため逃げることができなかった多くの女性が亡くなりました。同年3月8日、女性たちはこれに抗議するとともに、強いられた低賃金の改善、長時間労働の短縮、危険な職場環境の改善などを求めて街頭デモを行い、賃金の向上とより良い生活を求めるシンボルとして「パン(賃金・労働条件の向上)とバラ(女性の尊厳・人権の確保)」を要求しました。これが3.8国際女性デーの起源となり世界に定着しています。

集会アピール時の様子
連合は連合東京と共催により、よみうりホール(東京・有楽町)にて「職場のハラスメントをなくして、男女平等を実現しよう」をメインテーマに「3.8国際女性デー中央集会」が開催され、フード連合からは13名(事務局含む)が参加しました。
集会では、神津連合会長より主催者挨拶が行われた後、ヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表・土井香苗氏より「男女平等課題に関する国内外の動向について」特別提起があり、井上連合総合男女・雇用平等局長より、「連合 2019春季生活闘争方針における男女平等課題の取り組み」について基調提起が行われ、「男女間格差」解消に向け、力強く取り組むことが確認されました。また、UAゼンセン・連合東京での取り組み事例を中心に「男女平等課題の取り組みに向けた好事例発表」が行われました。
その後、連合東京女性委員会の廣瀬明奈氏(JR連合)による集会アピール採択と、登壇者による「Solidarity Forever(連帯で強くなれる)」の合唱で終了しました。