国際連帯を推進するフード連合へ 〜韓国・全国化学労働組合連盟との定期交流を実施〜(5月15日―18日)522日)
 フード連合では国際連帯の観点から連合や国際労働財団、国際労働団体、海外関連組織との国際交流活動を行っています。その中で世界の食品関連労働組合との関係づくりに取り組む活動の一環として、韓国・全国化学労働組合連盟との定期交流を実施しています。韓国側および日本側それぞれの派遣団が隔年で現地訪問し、産別間での意見交換・現地職場訪問等を通して交流を図っている中で、今年度は韓国・同連盟の構成組織より3名の代表派遣団を日本側へ招致しました。

フード連合本部における活発な意見交換会
 交流1日目の5月15日(火)、フード連合本部会議室において冒頭、佐藤事務局長より主催者を代表しての挨拶後、フード連合の取り組みを紹介しました。韓国側、日本側双方より多くの質問が出され、産別内での課題、とりまく情勢などが話され、大変充実した意見交換会となりました。


昭和産業鹿島工場にて
 2日目はフード連合加盟組織の職場訪問として、「昭和産業鹿島工場」を訪問しました。現地では小麦粉製造工程等の見学に加え、昭和産業労組との意見交換会を実施しました。意見交換会では昭和産業(株) 鹿島工場 管理課長 山本氏による当該工場の概要をはじめ、具体的な設備能力等の説明が行われるなど、派遣団も大変な興味を示していました。その後当該労組の中央執行委員長 石井氏より具体的な組合活動等の説明が行われ、相互に活発な意見交換を実施しました。

明治なるほどファクトリー守谷にて
 3日目も同じく加盟組織の職場訪問として、「明治なるほどファクトリー守谷」を訪問しました。現地では会社や工場概要を映像によって理解を深めながら、実際の乳製品製造工程見学を実施しました。見学の際には(株)明治 守谷工場 広報部 専任課長 見学施設長 田中氏に対応頂きながら、派遣団からも多くの質問が出るなど、理解を深めました。

 その他、日本の多くの歴史や文化にも触れながら、4日目の最終日、派遣団は無事、帰国の途に就きました。

連帯を込めて
 今後も定期的な交流を重ね、世界の食品関連労働組合との関係づくりに取り組んでいきます。