フード連合 第4回フレッシュ役員セミナー 〜「産別の役割 – 労働運動・政策について - 」「アサーティブコミュニケーション」〜 を開催525日)
「第4回フレッシュ役員セミナー」が開催された。今年は、全国15単組から36名が参加。
5月13日(土)、東京・専売ビル3F会議室において、15単組36名(事務局を含め41名)参加のもと「フレッシュ役員セミナー」を開催しました。このセミナーは、新任役員および将来の組合役員候補の組合員が、「労働組合の歴史」や「産別の役割」等、労働運動の推進をしていく上で組合役員として必要となる知識や、「コミュニケーションスキル」を学び、交流会を通じて情報交換を行うことを目的としています。

冒頭、フード連合 山本 健二 事務局長の主催者を代表した開会挨拶に続いて、栗田 博政策局長を講師に「産別の役割 – 労働運動・政策について -」と題した講演が行われました。講演は「労働組合の歴史的背景」、「労働組合・産別の意義と役割」、「フード連合の政策」など、同局長から実体験に基づいたこぼれ話も交えながら展開され、参加者の意識を惹きつけるような内容でした。

より実践的な形でアサーティブコミュニケーションに取り組みました。
続いて、特定非営利活動法人アサーティブジャパン 森田 栄子 氏を講師に「アサーティブコミュニケーション」について講演が行われました。「アサーティブ」とは、「自分も相手も尊重した上で、誠実に、率直に、対等に、自分の要望や意見を相手に伝える」ためのスキルであり、日本語では「主張的」と訳されます。
参加者は、各単組の様々な役職・職種の方と二人一組となって各種のロールプレイを行いました。より実践的な内容で学ぶ形となり、自分の感情や要求、意見の伝え方など、適切な表現方法を身に着けていく内容となりました。

最後に、鷲ア 英雄 組織中小局長から、「今回のセミナーで得られた内容について、自労組でも十分に活かして欲しい」とまとめの挨拶が行われました。また引き続き、その後の交流会においても参加者それぞれで他労組の参加者との名刺交換や、SNSの交換を行う等、学習会を機に人脈づくりが出来た方も多くいた様子でした。

参加者からは、「労組の歴史から現状まで、そして具体的な政策など、知らないことが多く、大変良い機会になった」、「業務上のコミュニケーション方法において、日々意識して実行出来るようにしたい」、「他労組の方と触れ合う機会が少ないので、とても良い機会だった」、「セミナーで学んだ内容を単組に帰って組合活動に活かして行きたい」と好評でした。