フード連合 2016年度第1回卸・物流部門連絡会を開催222日)
「2016年度第1回卸・物流部門連絡会」が開催された。今年は、全体で7単組から10名が参加。
2月15日(水)、フード連合本部会議室において、「卸・物流部門連絡会」を開催し、全体で7単組10名(未加盟の1労組2名を含む)の参加となりました。大手食品企業の多くが独自の卸・物流企業を持つ近年、グループ内の卸・物流企業の組織化と、フード連合への加盟が増加してきています。そうした中で今回参加組合も、食品メーカーまたは食品卸の一部門として物流管理部門がある労組、そして運送業、倉庫業の労組など、多様性のある顔ぶれとなりました。

参加者それぞれによる活発な意見交換が行われた。
冒頭、山本事務局長による主催者代表挨拶に続いて、「フード連合2017春季生活闘争方針」についてフード連合HP掲載の動画による説明を行いました。また連合の資料を活用して各産別の取り組みについても情報共有を行ったうえで、今春闘のスケジュールや、労働組合として取り組むべき課題について参加者全員で意見交換や質疑応答を行いました。意見交換内容としては、2017春闘における要求の水準や交渉スケジュール等をはじめとして、共通課題である長時間労働の是正、物流業界での慢性的な人材不足による労働時間増加への対策、また有給取得の状況やその取得率についてであり、現状とその課題について活発な意見交換が行われました。

そして前回において確認された「労働条件調査」について、新たに共有事項等を確認し、今後の取り組みにおける参考情報として活用することとしました。さらには先述の意見交換内容を踏まえながら、厚生労働省および国土交通省による公開資料について紹介し、こちらもあわせて活用していくこととしました。

最後に、次回は6月末〜7月上旬の開催とし、今春闘の取り組み結果の報告および、労働条件調査への取り組み、多様化する職場の課題について情報交換を行っていくことを確認して会議を終了しました。