フード連合・JEC連合 合同セミナー 〜「新機能性食品表示がもたらすヘルスケア・食品産業への可能性と課題」〜を開催84日)
「フード連合・JEC連合セミナー」が開催された。フード連合からは8単組から18名(事務局含む)が参加
 7月18日(土)、連合会館2F会議室において、「フード連合・JEC連合 合同セミナー」を初開催しました。
 このセミナーは、フード連合とJEC連合がそれぞれの産業領域における共通課題について、共同での勉強の場の設定に向けて準備を進めてきたことを背景に、健康食品産業分野での社会や政府の動き等、その実態や方向性について認識を深め合うことを目的としたものです。フード連合からは8単組18名(事務局含む)が参加し、全体では22単組49名(事務局含む)が参加しました。

 冒頭、永芳 栄始JEC連合会長の主催者代表挨拶に続いて、消費者庁食品表示企画課 課長補佐 清野 富久江 氏を講師に「食品の新たな機能性表示制度について」と題した基調講演が行われました。
 講演では「食品の機能性表示制度の歴史」、「規制改革実勢計画及び日本再興戦略」などを踏まえた上で、「新制度に向けての基本的な考え方」、「新たな機能性表示制度に係る食品表示基準の概要」、「新たな機能性表示制度のイメージ」をテーマに具体的な説明が行われました。

パネリストによるディスカッション
 続いて、朝日新聞 東京本社文化くらし報道部(生活グループ)
編集委員 大村 美香 氏を講師に「機能性食品表示について考える」と題した基調講演が行われました。講演では「新制度における安全性確保の在り方」を中心として、機能性表示に係る安全性の根拠とその評価方法について報道機関の立場から言及がありました。

 その後、JEC総研 林 公太郎 氏をモデレーターとして、パネリストと参加者による全体を通してのQ&Aが行われました。事前に実施したパネリストへの質問票を基に、
・それぞれの講演を終えての、パネリスト同士での感触
・新たな機能性表示に関する企業に対してのコスト対応への考え
・ガイドライン内容についての更なる検討
など、活発な意見交換が行われました。
 最後に、松谷 和重 フード連合会長による閉会挨拶を行い、閉会となりました。

 引き続き、第二部の懇親会では、参加メンバーによる情報交換も行われ、合同セミナーを機に人脈づくりが出来た方も多く、大変好評でした。