フード連合・第2回フレッシュ役員セミナー 〜「ワーク・ライフ・バランスの現状と 推進のための課題」「アサーティブコミュニケーション」〜を開催64日)
「第2回フレッシュ役員セミナー」が開催された。今年は、全国13単組から35名が参加。
 5月23日(土)、東京都・専売ビル3F会議室において、13単組35名(事務局を含め37名)参加のもと、「フレッシュ役員セミナー」を開催しました。
 このセミナーは、新任役員および将来の組合役員候補の組合員が、男女平等参画の推進をしていくうえで重要となってくる「ワーク・ライフ・バランスの現状と課題」や、組合役員として必要な「コミュニケーションスキル」を学び、これからの労働運動の課題等の情報交換を行なうことを目的としています。
 冒頭、羽倉祐一組織・中小局長の開会挨拶に続いて、一般財団法人女性労働協会・富尾木綾子氏を講師に、「ワーク・ライフ・バランスの現状と推進のための課題」について講演が行なわれました。講演では「仕事と生活の調和」、「労働組合として取り組むべき課題」、「長時間労働の是正」などを学んだ上で、「自社のワーク・ライフ・バランスの課題」をテーマにグループワークをし、活発な意見交換を行ないました。

熱心にアサーティブコミュニケーションに取り組む様子。
 続いて、特定非営利活動法人アサーティブジャパン・桜沢信江氏を講師に、「アサーティブコミュニケーション」についての講演が行なわれました。
 「アサーティブ」とは、「自分も相手も尊重した上で、誠実に、率直に、対等に、自分の要望や意見を相手に伝える」ためのスキルです。参加者は、各単組の様々な役職・職種の人と二人一組となってロールプレイを行ない、自分の感情や要求、意見の適切な表現方法を身につけていきました。

 参加者の皆さんからは、「ワーク・ライフ・バランスについて単組でこれから取り組もうとしている内容だったので、大変参考になった。」、「業務上のコミュニケーション方法において、日々意識して実行出来るようにしたい。」、「コミュニケーションの中で感情を込めることの重要性を確認できた。」、「セミナーで学んだ内容を単組に帰って組合活動に活かしていきたい。」と好評でした。