フード連合第13回労働セミナーin北海道〜「労働法の基礎を学ぶ」「労働組合からみた経営分析講座」〜を開催528日)
「第13回労働セミナーin北海道」が開催された。今年は、全国13単組から26名が参加。
 5月16日(土)、17日(日)北海道札幌市内において、33名(講師、運営側含む)参加のもと「第13回労働セミナーin北海道」を開催しました。このセミナーは、組合役員としての知識を充実させ、各単組で直面する諸問題の解決策に活かしていくことを目的としています。

 1日目の冒頭、松谷和重会長の主催者代表挨拶に続き、東京共同法律事務所 弁護士の木下徹郎氏から、「労働法の基礎を学ぶ」と題して、労働法の基本知識、労働条件の決定と労働組合の関与・権限、団体交渉について講演をして頂きました。
続いて、株式会社コスモ情報センター 岡市敏治氏から「労働組合からみた経営分析講座」と題し、複式簿記の原理、賃借対照表と損益計算書の読み方、財務分析等について講演をして頂き、労働組合役員として知っておくべき内容について理解を深めました。

岡市氏(株式会社コスモ情報センター)による経営分析講座。
 2日目は引き続き、岡市氏による経営分析講座を実施し、参加者が所属する会社の経営分析を実習形式で行い、参加者からも好評でした。
 最後に山田 毅 北海道・東北ブロック局長から、「今回のセミナーで得られた、労働法に関する知識や経営分析を自労組でも十分に生かしてほしい。」と閉会挨拶を行い、セミナーを終了しました。
 参加者の皆さんからは、「最低限の法的知識を持つことの重要性を実感した。」「会社の経営分析を行ったことで、今後の労使交渉等でも十分に活かしていきたい。」と好評でした。