第86回メーデー中央大会が開催されました。515日)
メーデー中央大会には約4万人が集まった
 第86回メーデー中央大会が4月29日(水)、東京・代々木公園で連合傘下の組合員やその家族約4万人が参加して開催され、フード連合からも約500人が参加しました。
 中央式典は、主催者代表挨拶(古賀大会実行委員長)、来賓挨拶(塩崎厚生労働大臣、前田東京都副知事、枝野民主党幹事長)、NGO・NPO連帯挨拶(川上アムネスティ・インターナショナル日本活動マネージャー)、非正規労働者からの訴え(情報労連KDDI労働組合)、東日本大震災被災者からのアピール(山本連合宮城気仙沼地協事務局長)があり、続いてメーデー宣言、特別決議の採択が確認され、最後に氏家実行委員長代行の音頭でがんばろう三唱を参加者全員で行ない式典が終了しました。

がんばろう三唱
 会場周辺では、東日本大震災被災地復興支援、こども活動支援、障がい者支援等のブースや労働組合・労働福祉関連、連合が活動を支援、協力している各種団体のブース等が設けられ、参加者はそれぞれのブースに足を止め、活動について興味深く説明を受けていました。
 また、東京での中央大会以外でも4月18日〜5月1日の間、全国の各地方連合でも同様の式典を開催し、「労働者の祭典」を祝いました。

 「メーデー」は、1886年5月1日米国の労働者が「8時間労働」を求めてゼネストに立ち上がったのを起源としています。労働法制の規制緩和が国会で審議されている昨今、労働者の地位や労働条件の向上をはじめ、人間が人間らしく生きることを希求するうえで大きく貢献した「メーデー」の意味を再確認する1日でした。