未加盟組合も参加し、物流部門の情報交換会を開催217日)
未加盟労組含め11労組が参加しました。
 2月6日(金)、「物流部門関連労組情報交換会」を未加盟の4単組6名を含む、11単組21名(事務局含む)の参加のもと開催しました。
 大手食品企業の多くが独自の物流企業を持つ近年、グループ物流企業の組織化と物流関係組合のフード連合への加盟が増加してきています。今回は、運送業、倉庫業の労組以外にも食品メーカーまたは食品卸の一部門として物流管理部門がある労組、物流企業へ出向している組合員が多く存在している労組など多様性のある顔ぶれとなりました。
 冒頭、山本事務局長の挨拶の後、「フード連合2015春季生活闘争方針」について説明を行い、全体で、今春闘で労働組合として取り組むべき課題について情報共有を行いました。また、組合運営や組合活動における課題などについて、参加者全員で意見交換や質疑応答を行い、最後に山田組織・中小局長のまとめの挨拶で終了しました。主な意見交換事項は、下記の通りです。

【意見交換事項】
・景気回復と物価上昇局面の中での2015春闘における要求の水準や交渉、長時間労働等の共通の課題について、意見交換を行いました。
・物流業界での慢性的な人材不足とその対策、また有給取得の状況やその取得率について、現状とその課題について意見交換を行いました。
・親企業組合と連携をより堅実なものとするため、「グループ労協」等の場で議論を深めると同時に、物流関連の労働組合としての交渉力を高めるため、食品物流関連の労組同士の連帯を強めていく必要があることについても方向性を共有しました。
・食の安全・安心を共に担っている物流関連企業労組同士の連携の機会が少ない、という問題を再認識し、連携の機会を増やすため、フード連合が主催するこうした取り組みを継続して続けていくべきという意見が出されました。