震災から3年が過ぎて、みんなで確認したこと―宮城地区協議会「震災復興組合員交流会」を開催―827日)
美味しいビールとジンギスカンで大盛り上がり。
 宮城県は、2011年3月11日の東日本大震災で組合員、ご家族の多くが被災されました。
 そこで、フード連合宮城地区協議会(以下、宮城地区協)では、震災を風化させない取り組みの一つとして、また、震災からの復興に向けてがんばる組合員同士の交流を深めるとともに、明日への活力とすることを目的に「震災復興組合員交流会」を2011年8月に開催しました。

 4回目となる今年は、組合とその家族を含め10単組95名と過去最高の参加者を集め、開催しました。
 冒頭、宮城地区協・菊田議長(サッポロビール労働組合)の主催者挨拶、フード連合本部山田北海道・東北ブロック局長の来賓挨拶をいただいた後、宮城地区協・鈴木副議長(宮城シマダヤ労働組合)の乾杯の発声でスタートしました。

お楽しみ抽選会では、大いに盛り上がりました。
 交流会は家族ぐるみでの参加の中、終始和やかな雰囲気に包まれ、お楽しみ抽選会では、歓声が響き、大いに盛り上がりました。
 最後に、跡部副議長(宮城食肉センター労働組合)による閉会の挨拶を行い、交流会を終了しました。
 今年は、あの東日本大震災より四年目をとなります。あれから私たちは何を感じ、何を学び、今を迎えているでしょうか。多くの人が犠牲になり、たくさんの悲しみや苦しみが渦巻く中、私たちは大切なものを学びました。
 労働組合の持つ「連帯と団結力」を今一度確認し、私たち一人ひとりが出来ることを、手を取り、力を合わせ、少しずつ少しずつでも前進していかなくてはならないと改めて誓う一日となりました。

(フード連合宮城地区協議会事務局長 緑山知厳(宮城ゼライス労働組合))