賃金について学ぼう!―「賃金カーブの作成・分析」実践学習会を開催―85日)
関東会場の様子
 2014年7月28日(月)および7月30日(水)に、フード連合労働局は、「賃金カーブの作成・分析」実践学習会を開催し、今年度は2ヵ所(関東会場:フード連合本部・会議室 11単組 14名、関西会場:兵庫勤労文化会館 6単組 8名、)にて、17単組の代表者22名が参加しました。
 五野労働局長の開会挨拶に始まり、今年度は2つの学習会を実施しました。
 第一部では「フード連合「賃金ビジョン」関連学習会」を行い、賃金決定の仕組みや賃金カーブ維持の意義・必要性、なぜベースアップにこだわるのか、そして昨年策定したフード連合賃金ビジョンの構成やビジョン実現に向けた今後の取り組みなどについて学びました。
 また、第二部では、労働調査協議会の加藤健志事務局長から、「エクセルを使った賃金カーブの作成及び賃金の分析方法を学ぶ」をテーマに講義をいただき、自労組の賃金実態を把握することを目的に、担当者自らが賃金分析できるまでの技術を習得しました。具体的な実践内容は、@データの「クリーニング」の仕方、A平均賃金の出し方、B分位数の出し方、Cピポットテーブルの使い方、Dデータを散布図のグラフにしたり、E近似曲線を引くことによって、Fプロット図から賃金カーブを作成し、回帰分析をしました。

関西会場の様子
 参加者のアンケートからは、「春闘構想を立案する担当者にとって参考になった」、「改めて賃金について考え直す良い機会となった」、「賃金の詳しい分析の仕方が分かって良かった」などの意見がありました。
 今回学んだ技術を使って、自労組のデータとフード連合をはじめとした世間一般のデータとの相対位置を確認することができます。仮に、会社からの賃金制度変更の提案などがあった際にも、実態を把握しておくことでシミュレーションが容易になり、対策を講じることができます。
 学習会終了後の懇親会では、参加者間で情報交換を通じて親睦を深めることができ、大変有意義な一日となりました。 
 フード連合は、今年度も、「賃金(個人賃金)実態調査」と「総合労働条件調査」を実施しています。 
 賃金・一時金・退職金、労働時間について、食品他労組における労働条件などの比較データを把握するためには、自労組のデータを開示していただくことが必要です。
 この調査がフード連合全体の力となるために、今年度もご協力を宜しくお願い致します。