北海道地区協議会・道央地区連絡会が「第85回全道メーデー大会」に参加しました515日)
「第85回全道メーデー大会」に、フード連合北海道地区協議会・道央地区連絡会の62名が参加しました。
 連合北海道主催「第85回全道メーデー大会」が、5月1日札幌市中央区の大通公園で開かれました。参加者は約200団体・約5,000人(主催者発表)で、フード連合からも、北海道地区協議会の奥山信男議長(キリンビール労働組合)をはじめ、9単組62名が参加しました。
 式典では、連合北海道の工藤和男会長が挨拶の中で「全ての働く人々が安心して生活できる社会を構築することが必要」と述べました。
 また、「賃金闘争は前進している。非正規労働者への波及、最低賃金の引き上げなど、全ての労働者の底上げを勝ち取らなければならない」としたメーデー宣言を採択し、締めくくりに「ガンバロー」三唱で拳を突き上げた後、3組に分かれて大通公園やすすきの付近をデモ行進しました。
 当日はあいにくの小雨模様で、雨中のデモ行進となりました。
 式典終了後、道央地区連絡会主催のメーデー交流会を開催し、8単組48名が参加しました。道央地区連絡会の高橋晃一議長(ロバパングループ従業員組合)の挨拶と乾杯の発声で交流会がスタート、地域における仲間との懇親を深めました。
 交流会では、式典の来賓として出席していた小林千代美元衆議院議員が駆けつけて下さった他、民主党各級議員から連帯と激励の挨拶を受けました。
 雇用の安定や賃上げなど格差社会の是正を訴えた取り組みを続ける中で、今春闘では北海道内においても大手・主要組合を中心に賃上げ回答を引き出し、さらには、中小労組においても粘り強い交渉の結果、昨年を上回る成果を上げることができました。
 現在交渉中の未解決組合への波及に向けて、ともにがんばろうと誓うメーデーとなりました。

(道央地区連絡会事務局長 千田隆朗(全日糧労働組合))