フード連合北海道ブロック中小労組代表者会議を開催44日)
3月22日(土)に北海道ブロック中小労組代表者会議を札幌で開催。
 3月22日(土)、北海道ブロック中小労組代表者会議が札幌市内にて開催され、単組代表者と本部役員を含めた総勢16名が参加しました。
 冒頭、山田毅北海道・東北ブロック局長の進行のもと、奥山信男北海道地区協議会議長(キリンビール労組)より挨拶、その後、松谷和重会長より2014春闘情勢報告を行ないました。
 松谷会長からは、「先行した大手・主要組合が月例賃金の引き上げにこだわり、粘り強い交渉を繰り広げた結果、月例賃金引き上げの回答が多く示された。これに続く地場・中小組合が賃上げ回答を引き出し、その成果を働く者の底上げ・底支えの実現と経済の好循環実現につなげなければならない。大手企業のみの賃上げではデフレは脱却しない。中小労組が賃上げ回答を引き出せることにこそ、世の中においての価値がある。今年の春闘は『大河の流れも一滴の雫から』としっかり認識して、週明けからの交渉に臨んでほしい。」と力強く語りました。

「大手企業のみの賃上げではデフレは脱却しない。中小労組が賃上げ回答を引き出せることにこそ、世の中においての価値がある。」と単組にエールを送る松谷会長
 その後、各単組代表者から近況報告を受けるとともに、今春闘の取り組み状況など、出席者がそれぞれ発言し、お互いの経験をもとに全体での意見交換と情報共有を行ないました。
 その後、「中小労組におけるフード連合の闘争体制」、「北海道ブロック2013年度実施計画」、「フード連合トップセミナー」などについて山田ブロック局長より報告があり、各代表者と意見交換を行ないました。また、布施政彦北海道地区事務局長(全日量労組)が「2013年度北海道地区協活動」を報告し、地域運動への参画を要請しました。
 最後に、地域におけるフード連合運動の推進と命を育む食品関連産業に誇りの持てる賃金をめざして、要求から交渉、そして妥結に至るまで、責任を持って2014春闘を力強く闘い抜くことを誓い、会議を終了しました。
(フード連合北海道・東北ブロック局長 山田 毅)