全国で地区協春闘決起集会が開催されています。〜宮城地区協(2月22日)、岩手地区協、兵庫地区協(2月23日)〜33日)
兵庫地区協2014春季生活闘争勝利決起集会が開催されました
 春闘ヤマ場に向けて、地域から共闘を強める意味での地区協議会春闘決起集会が開催されています。それぞれ、集会と交流会や学習会を組み入れて、集会を盛り上げるための工夫をこらしています。以下、3地区協議会事務局長からの報告です。



宮城地区協(2月22日)
 日本アクセス鞄喧k支社(宮城県仙台市)にてフード連合宮城地区協議会(以下、宮城フード連合)2014年春季生活闘争決起集会を8単組、19名の参加のもと開催しました。
 冒頭、菊田幸寿議長(サッポロビール労組仙台支部)から「東日本大震災からもうすぐ3年の月日が経とうとしている。震災からの復興は喫緊の課題であり、私たち労働組合は、宮城の復興・再生に全力を尽くし、その社会的役割を果たしていかなければならない、そのためにも今春闘の勝利に向けて全力で取り組もう。」と挨拶がありました。
 また、フード連合本部山田 毅北海道・東北ブロック局長から、「命を育む食品関連産業で働く仲間達との共闘を深めながら、全ての組合が、月例賃金にこだわり、賃金の底上げを未組織労働者へも波及させる必要がある。」、「今春闘は、世間も注目している。社会性を持った労働運動の推進のためにも、産別の総力をあげて取り組もう。」と挨拶がありました。
 続いて、構成組織の春闘情勢報告と情報共有を行い、最後に、菊田議長の音頭で団結ガンバローを行い、集会を閉会しました。
集会後、会場を移動し、ボウリング大会および懇親会を開催し、共闘を深めました。
*宮城地区協春季生活闘争決起集会の模様はこちら
*宮城地区協2014春季生活闘争決起集会に参加した加盟組合員の皆さん
(宮城地区協議会・緑山知厳事務局長(宮城ゼライス労働組合))

兵庫地区協(2月22日)
 兵庫勤労文化会館において、兵庫地区協2014春季生活闘争勝利決起集会を15単組41名の参加のもと開催しました。
 冒頭、篠原智彦議長(伊藤ハム労組)から、「物価が上昇局面にあり、賃金が同じであれば実質賃金は低下する。各単組とも月例賃金にこだわり、プロセスにこだわった交渉をしていきたい。厳しい状況下ではあるが、共に闘おう。」と挨拶がありました。
 兵庫地区協の春闘勝利決起集会は、学習会と決起集会の2部構成で開催しており、長田副議長(サントリー労組高砂支部)の司会進行のもと、第1部の学習会では「2014春闘情報およびフード連合の取組み」と題し、伊藤敏行中部・関西ブロック局長から@パラダイムチェンジで賃上げ春闘へ、A要求・妥結について、A食品労働者が誇りを持てる賃金を目指す、Bフード連合2014春闘方針、などについて講演をいただきました。
 続いて、キッコーマン労組高砂工場支部・森田委員長より「単組の取り組み」「シニア社員制度」について事例発表を行いました。
 第2部の決起集会では兵庫県下を3つのブロックに区分けし、それぞれの地区を代表して、東地区からは清酒労連・大関労組、中地区からは昭和産業労組神戸支部、西地区からは全日本ハム労組兵庫支部の3単組が今春闘に向けての力強い決意表明を行いました。
 最後に、日和副議長(ネスレ日本労組)による閉会挨拶の後、篠原議長による団結ガンバローで集会を終了しました。
 各単組とも厳しい交渉になると思いますが、兵庫地区協に集まる単組・支部間で情報を共有し、連帯を深めながら、今春闘に取り組んでいきたいと思います。
*兵庫地区協2014春季生活闘争勝利決起集会 学習会の模様はこちら
(兵庫地区協議会・丸田 聡事務局長(清酒労連・白鶴酒造労組))


岩手地区協2014春季生活闘争決起集会終了後、交流会を行いました
岩手地区協(2月23日)
 ビックハウススーパーレーン(岩手県盛岡市)にてフード連合岩手地区協議会(以下、岩手フード連合)2014年春季生活闘争決起集会を7単組24名の参加のもと開催しました。
 岩手フード連合を代表して、宮川伸一議長(岩手畜産流通センター労組)から、「東日本大震災から3年の月日が経とうとしているが、復旧・復興は道半ばの状況だ。私たち労働組合は、岩手の復旧・復興のためにも、社会的役割を果たしていかなければならない。」、「岩手県下の仲間との共闘を深強め、2014春闘において賃金の引き上げを求め闘っていこう」と挨拶がありました。続いてフード連合本部から、山田 毅北海道・東北ブロック局長から「全ての組合が、月例賃金にこだわり、日本を好循環社会にしていくといったマクロの視点にたった取り組みを行う必要がある。社会的な使命・意義を問われる今春闘を産別の総力をあげて取り組もう。」と挨拶を頂きました。
 続いて、構成組織の春闘情勢報告について7単組から報告があり、互いの情報共有を行いました。最後に、全森永労組盛岡支部遠藤隼平支部長の音頭で「団結ガンバロー」を行い、集会を閉会しました。
 集会後は、ボウリング大会を開催し、単組の枠を超えた地域の運動推進の一助として、参加者同士の交流を深めました。
*岩手地区協2014春季生活闘争決起集会で挨拶をする宮川伸一議長(岩手畜産流通センター労組)
(岩手地区協議会・古川吉雄事務局長(全日本たばこ産業労働組合盛岡支店支部))