中部・関西ブロック地区協代表者会議を開催〜地区協活動の充実・強化をめざして〜213日)
 中部・関西ブロック地区協代表者会議が、2月3日、京都市で開催され、11地区協から17人が参加しました。
 冒頭、松谷会長から、2014春闘、組織拡大、取引慣行に関する食品産業政策等、フード連合本部の活動について報告を受けました。
報告の中で、2014春闘については、@全ての組合が、月例賃金にこだわり、賃金の底上げを未組織労働者へも波及させ、日本を好循環社会にしていくといったマクロの視点にたった取り組みを行っていただきたい。A特に中小労組については、例年通りのスケジュールで進めるのでなく、要求を早い段階で提出し交渉を早め、3月中に決着できるよう各地区協での諸会議等でご指導いただきたい。B今次春闘は、世間も注目している。社会の期待を裏切らない為に、産別の総力をあげて取り組もうと、熱い想いを語っていただきました。
 次に、各地区協の総会以降の活動・今後の予定が報告され、春闘関連の情報交換ののち、地区協活動充実・強化に向けて意見を交わしました。
 その中でも、交付金の有り方について、組織・財政検討委員会の議論経過を説明するとともに、各地区協の活動状況・財政状況の実態を提示し、それぞれ意見を求めました。主な意見としては、
 ・地方連合会からの要請については、産別の存在感を示すためにも 責任を果たす必要がある。
 ・地方連合会との関わりが強い地区協ほど、事務局の負担が大きい。
 ・今後、役員の世代交代が進めば、地区協活動が後退することにならないか不安。
 ・運動方針に掲げる地区協活動内容を全単組が理解し、実行すれば、自ずと活動が活発になる。
等 がありました。
 最後に、中部・関西ブロックとしては、新たな交付金の交付基準について、地方連合会との関わりを考慮するよう、引き続き、組織・財政検討委員会へ提起していくことを全体で確認しました。

『全国41の地区協議会で、ブロック局長と連携して、地域にある単組、支部、分会など、地域での情報交換や交流・助け合い等を行いながら、地域の労働運動への影響力を強めます。
また、地域における連合運動を推進するために、連合が掲げる「1000万連合の実現」に向けた取り組みや政治活動を含む地方連合会での役割を積極的に果たします。』
(フード連合 第12回定期大会 運動方針 より抜粋)


産別運動は、業種別部会(縦糸)と地区協(横糸)が絡み合って成り立つものです。
これまで、地区協活動に参加されていない単組・支部・分会の皆さん、是非、地区協活動にも積極的に参加して下さい。
地区協役員はみんな暖かく迎えてくれます。「Welcome(ウエルカム)」です。
                                               (中部・関西ブロック局長 伊藤敏行)