2014フード連合春闘討論集会を開催〜共闘の意義を全体で確認!〜125日)
過去最多約220名の参加者にて2014フード連合春闘討論集会を開催し、すべての組合が月例賃金に取り組む必要性を確認しました
 フード連合は、2013年11月27日〜28日に熱海後楽園ホテルで「2014フード連合春闘討論集会」を開催し、約220名が参加して2014春季生活闘争方針(素案)の提起に対して積極的な討論を行いました。

 1日目の主催者挨拶で松谷会長は、「2014春闘に臨むにあたって、素案について2日間で熱心な討論をしていただくとともに、政権交代によって労働規制緩和など労働環境が脅かされている状況に対し、連帯を強めて断固として阻止していく必要がある。また、食品の偽表示・偽装の問題に対して、経営への確認という活動だけではなく、労働組合が自ら現場でのチェックを行うべきである。」と強調しました。
 基調講演では連合総研副所長である龍井葉二氏から、「2014春闘で問われていること」をテーマに、「2014春闘を取り巻く経済情勢」や「春闘の歴史的意義」、「賃金要求の視点」など、幅広い内容にてご講演を頂きました。とりわけ、「要求を実現するためには、『正しさ』だけでは足らず、何よりも必要なのは要求の『切実さ』と行動の『切実さ』であり、2014春闘で問われていることは労働運動そのものである。」と強調されました。
 その後、五野労働局長から、「2014春季生活闘争方針(素案)」について、具体的要求基準と、要求に至った補足説明、さらに分析データ等の説明を行い、「今次春闘を取り巻く環境は近年と比べて明らかに異なる中で、社会的にも労働組合の存在意義が大きく問われる春闘となる。そのような中では、すべての組合が月例賃金の引き上げに重点を置き、食品のなかまが誇りをもって働ける賃金をめざして、フード連合の大手組合も中小組合も“こころを合わせ、力を合わせ”、そして共闘して2014春闘に総力をあげて取り組む。」という方針(素案)の提起を行いました。
 そして、今年は要望の多かった分散会形式を2年ぶりに復活し、合計で14班に分かれて、1日目と2日目を合わせて約3時間に渡り、討論を行いました。内容としては、@2014春闘を取り巻く環境、A統一闘争要求項目をどのように考えるのか?、Bすべての組合が賃上げに取り組むためには?、Cその他、2014春闘の取り組み全般について熱心かつ積極的な討論を行いました。

加盟組合の委員長より、単組の決意表明とともに、大手・中小組合を問わず、皆で結集して、社会運動として2014春闘に取り組むべき、という意見を頂きました
 その後の全体集会では、代表して6つの班に発表を頂きました。とりわけ、中小労働組合の発表においては、「中小労組もしっかりと2014春闘に取り組んでいく姿勢なので、大手・主要組合もぜひ引っ張って頂きたい。」という共闘への支援要請の意見や決意表明がされました。
 全体集会後に討論集会のまとめとして、山本事務局長より、産別としての2014春闘方針を策定するために、素案そのものの討議はもとより、中小労組を中心とした現実的な実態などを確認するという討論集会の目的に触れたうえで、「食品製造業の賃金が23番目中23番目に低下した状況に対し、すべての組合が月例賃金の引き上げにまず取り組むことが重要である。そのためには本日の討論集会を踏まえ、本部としても方針へ幅を持たす等、中小労組がより取り組みやすい検討を再度行うが、加盟組合においてはぜひとも近年と環境が異なるという理解を頂いた上で、組織の総点検等、2014春闘に取り組める体制構築をお願いしたい。今後2〜3年を見据えた上での2014春闘の位置付けは非常に重要であり、久しぶりに労働界全体で取り組むベア春闘に対し、フード連合全体の取り組みをぜひともお願いしたい。」と訴え、討論集会を終了しました。