ピースアクションin根室 2013.914-15を開催〜北方領土問題の解決なくして、真の日露友好なし〜920日)
学習会場(ニホロ)にて
 フード連合は、平和行動の一環として、「ピースアクションin根室」を毎年開催しています、今年も連合「2013平和行動in根室」にあわせ、9月14日(土)〜15日(日)に開催し、事務局を含む9単組36名が参加しました。
 北方領土とは、ご存知の通り、択捉、国後、色丹、歯舞群島の四島をさし、現在、ロシアの実効支配下にあります(ロシア名 南クリル諸島)。
 第1日目(9月14日)は、道立北方四島交流センター(通称:ニ・ホ・ロ、根室市)において、「連合・北方四島学習会」に参加しました。
 学習会は、@「ふるさと北方四島への思い」(択捉島出身:鈴木咲子氏)、A「日本の海と領土問題」(東海大学海洋学部:山田吉彦教授)、B「北方四島の今を知ろう」(北方領土返還要求運動連絡協議会:児玉泰子事務局長)、C「北方四島の自然と諸問題」(北の海の動物センター:本間浩昭理事)、D「調理実習」(ロシア風水餃子:ペリメニづくり)の各セミナーに分かれ、北方領土への理解を深めました。

北方領土返還の日まで団結して頑張るぞー!!
 第2日目(9月15日)は「連合2013平和ノサップ集会」(納沙布岬:望郷の岬公園)に参加し、連合全体で北方四島の一括返還が実現するまで北方領土問題に粘り強く取り組んでいくことを確認しました。
 当日はあいにくの濃霧で、僅か3.7km先の歯舞群島や国後島の山影を見ることができませんでしたが、参加者全員が返還運動への気持ちを新たにしました。
 集会終了後、「ねむろ水産フェスタ」(協力:根室市歯舞漁協等)に参加し、さんま、てっぽう汁など地元の新鮮な海の幸を堪能しながら、参加者間の交流を深めました。
 根室市には、ロシア語を併記した交通標識や、案内掲示板なども見られ、ロシアを感じ取ることができます。しかし、まだまだ、ロシアは「近くて遠い国」というのが現状だと実感しました。

  2013年の「ピースアクション」は、今回の根室で幕を閉じました。そして、「平和への思い」は、2014年6月の沖縄へと続いていきます。
 6月沖縄、8月広島・長崎、9月の根室で、「平和への思い」を語り合い、そして、未来へと伝えていきましょう。

組織・中小局 黒川立郎