平和運動推進に向けた行動「ピースアクションin広島」、「ピースアクションin長崎」を開催819日)
5日はピースウォーク「平和記念資料館、平和記念公園めぐり」、「被爆建物めぐり」を行い、原爆ドームを前に恒久平和を祈念しました。
 フード連合では、平和運動推進に向けた行動「ピースアクションin広島」、「ピースアクションin長崎」を毎年開催しています。
 「ピースアクションin広島」では、今年は全国から95名が参加。8月4日は、@ビデオ学習「被爆の爪跡」、A小学校3年生(8歳)の時、爆心地から2.8q離れた自宅で、2人の弟と飛行機の爆音を聞いて手を振っていた時に被爆した岡田恵美子さんからの原爆被害の実相証言、B朗読ボランティアによる「被爆体験記・原爆詩の朗読」を国立広島原爆死没者追悼平和祈念館・研修室で行いました。
 その後、被爆建物である「広島アンデルセン(旧帝国銀行広島支店)」で平和を考える交流会を行いました。
 翌5日は、ヒロシマピースボランティアの楢原泰一さん、福島正昭さん、青山浩志さんの説明で、ピースウォーク「平和記念資料館、平和記念公園めぐり」、午後は希望者のみ「被爆建物めぐり」を行いました。
 平和記念公園では、地下室が被爆当時のまま保存されている大正屋呉服店(太平洋戦争開始後、燃料配給統制により燃料会館として使用、現在はレストハウス)にヘルメットをかぶって入り、68年前の追体験をしました。
 その後、連合主催による「連合2013平和広島集会」に参加し、翌6日は広島市主催の平和祈念式典に参加し、恒久平和を祈念しました。

8日に被爆建造物・慰霊碑めぐりピースウォークを行い、長崎原爆落下中心地(原爆落下中心地公園)を前に恒久平和を祈念しました。
 「ピースアクションin長崎」では、全国から61名が参加。8月7日は、@国民学校3年生9歳の時に自宅玄関先で被爆した羽田麗子さんから当時の世相と原爆被害の実相証言、A被爆直後の実写フィルム「ナガサキの少年少女たち」によるビデオ学習、翌8日は、前日に引き続き、羽田さんの解説で被爆建造物・慰霊碑めぐりピースウォークを行いました。
 8日午後は、広島と同じく連合主催による「連合2013平和広島集会」に参加し、翌9日は長崎市主催の「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」に参加し、恒久平和を祈念しました。
 今年、被爆者の平均年齢は78歳を超えました。悲しいことに、残念なことに、被爆者の話を直接聞くことのできなくなる日がいずれ近い将来訪れます。だからこそ、これから伝えていくのは我われの務めではないでしょうか。被爆者のメッセージを受取った方は、地域・職場で平和への思いを拡げてください。