連合全国セイフティネットワーク集会が開催されました613日)
連合全国セイフティネットワーク集会が東京ドームホテルで開催された
 2013年6月3日(月)に連合全国セイフティネットワーク集会が東京ドームホテルで開催され、キッコーマン労組・木口中央副執行委員長をはじめ、フード連合から4名が参加しました。
 連合・南雲事務局長の主催者挨拶に始まり、宮野厚生労働省労働基準局安全衛生部長から第12次労働災害防止計画の概要説明がありました。
 今回の計画の特徴は、@重点対策ごとに数値目標を設定していること、A第三次産業を最重点業種に位置づけていること、B死亡災害に対し重点を絞った取り組みを実施していることです。これを受けて、連合・新谷総合労働局長から、労働安全衛生取り組み指針について、前回の指針との違いや法令を上回る取り組みを中心に、労働組合が行うべき具体的な取り組みの説明がありました。
 次に、独立行政法人労働者健康福祉機構の古山氏から、労働災害の防止に向けた労働組合としての主体的な取り組みについて基調講演がありました。快適な職場づくりをすることが、メンタルヘルス対策において必要不可欠であり、「気持ちよく働いて、いい仕事をする」ことの重要性について理解を深めました。

フード連合からは、キッコーマン労組・木口中央副執行委員長がパネリストとして登壇した
 基調講演の後、安全衛生活動の具体的な取り組みについて、連合構成産別加盟単組、地方連合会の安全衛生担当者によるパネルディスカッションを行いました。フード連合からは、キッコーマン労組・木口中央副執行委員長がパネリストとして登壇しました。
 パネルディスカッションでは、各組織の紹介を行ったのちに、@労働安全衛生に関する労使の取り組み、A労働災害の防止に向けた労働組合の主体的な取り組み、B労働安全衛生に“強い”組合役員の育成について、情報共有・意見交換をしました。
 キッコーマン労組からの報告では、@安全衛生委員会を年2回開催したり、労使トップパトロールなどを通じ、労働災害の防止に向けて、経営側との情報共有や再発防止策を労使で進めている、A中災防安全診断を実施したり、組合会議内での情報発信・情報共有を強化するなど、労働組合として主体的な取り組みを行っている、B新任支部役員の研修、通信教育補助等を通して、労働安全衛生に精通した組合役員を育成することに努めている。以上のような活動報告がありました。
 いよいよ、全国安全衛生週間が始まります(2013年7月1日〜7日)。この機会に職場における労働災害防止活動の大切さを再確認し、労働災害防止に向けた安全衛生活動に取り組みましょう。
 フード連合では、今年も7月に加盟単組向けの「安全衛生担当者会議(工場見学)」を実施する予定です。各単組の安全衛生担当役員の皆さんには、積極的な参加をお願いします。詳細については、加盟組合の皆さんに後日ご案内します。


「高めよう 一人ひとりの安全意識 みんなの力でゼロ災害」



以 上