2012年度トップセミナーを開催65日)
2012年度トップセミナーは43単組100名が参加し、開催されました。
 フード連合は、5月25日(土)に「2012年度トップセミナー」を43単組、100名の参加のもと、熱海で開催しました。
 トップセミナーとは、今年度より新しい取り組みとして、各組合幹部を対象として開催することとなりました。
 加盟組合の幹部が一堂に集まり、労働組合幹部としての知識、見識を学ぶことはもちろんのこと、これからの労働運動の課題等の共有化や情報交換を目的としています。
 冒頭、江森会長から主催者代表挨拶として、フード連合の課題として〇2013春闘の結果と2014春闘に向けての課題、〇TPP交渉参加への懸念、〇憲法改正問題、〇7月開催の参議院選挙について、話がありました。
 次に講演に移り、一人目として、中央労福協前事務局長の高橋均様から「歴史から学ぶ労働運動の理念、そして未来」と題して、この間の労働運動の歴史と理念を通してこれからの労働運動の向かうべき方向性について講演いただきました。二人目として、民主党顧問藤井裕久様から「民主党はこうして再生する」と題して、政権交代の成果、政権交代による光と影、現在の安倍政権の問題点、民主党再生への課題等について講演いただきました。お二人の講演とも多くの質問が出され、内容への興味、問題意識の高さが感じられました。

民主党顧問・藤井裕久様から「民主党はこうして再生する」と題して講演いただきました。
 最後に山本事務局長から本日のまとめとして、〇今回のセミナーの目的と開催に至った経過、〇フード連合さらなる10年に向けての課題の整理と、解決に向けての方策、〇今日の講演に共通する「労働運動や政治に対する歴史認識を共通することの重要性」についてまとめの挨拶がありました。
 講演終了後、交流会を開催し、セミナーの内容の意見交換のみならず、単組間の情報交換等に話が弾み、相互の意見交換が続きました。
 次年度についても、今年の反省や加盟組合からの要望を踏まえ、より充実したセミナーを開催していきます。

(文責:総務局長 古山寿幸)