「第84回メーデー中央大会」に参加しよう423日)
第84回メーデー中央大会に参加しよう
 第84回メーデー中央大会が下記の内容で開催されます。
ぜひご参加ください。

※メーデーは東京で行われる中央大会以外にも各都道府県、地域単位で開催されます。詳細については、地方連合会、地方連合会地域協議会(地協)からの案内を参照し、ご参加下さい。

1.日 程 2013年4月27日(土)
      集合時間:10時〜14時30分
      集合場所:代々木公園B地区・サッカー場内

2.実施内容
 (1)中央大会式典 11時00分〜12時10分   
    会 場:代々木公園B地区・サッカー場内
    内 容:開会宣言、主催者挨拶、政府代表挨拶、東京都挨拶、来賓紹介、NGO・NPO連帯挨拶、非正規労働者からの訴え、東日本大震災被災地からの会代表アピール、メーデー宣言、がんばろう三唱

 (2)ようこそ!ユニオン・カーニバル!! 10時00分〜14時30分
    会 場:代々木公園B地区、けやき通り
    内 容:東日本大震災被災地支援、子どもイベント、環境・エコ活動、非正規支援活動、人権救済活動、地域コミュニティー活動、レストランカー、他
野外音楽堂(エンカペラG、おやじダンス、おやじバンド、他)
    ※加盟組合の梅もと労働組合も出展します(弁当販売)。

3.ポスター、リーフレットについて
下記よりダウンロードして活用下さい。
・ポスター(PDF)

・リーフレット(PDF)

4.「メーデー」とは?

 労働者の祭典。労働者が団結して権利を要求する日であり、世界的に毎年5月1日がメーデーとされている。
 メーデーのきっかけとなったのは、1886年5月1日、アメリカの合衆国カナダ職能労働組合連盟(後のアメリカ労働総同盟)が8時間労働制を要求して行ったストライキ。当時の労働者は、低賃金で1日12時間以上働かされるなど、過酷な生活を強いられており、これを改善するために労働者自らが立ち上がった。3年後にパリで開かれた第2インターナショナル創立大会では、8時間労働制実現のデモを行うことが決議され、さらに5月1日を労働運動の日に設定した。これ以降、メーデーは国際社会に広がることとなった。
 日本で初めてメーデーが行われたのは、1920年、東京・上野公園。集まったおよそ5000人とも1万人ともいわれる労働者らが、8時間労働制や最低賃金法の制定などを訴えた。しかし、世界大戦の足音が近づく中、36年には青年将校らによる2.26事件が発生。メーデーは禁止され、太平洋戦争が終わる45年までメーデーが開催されることはなかった。だが、終戦と同時に復活。戦後初めての46年メーデーでは、「働けるだけ喰(く)わせろ」がスローガンに掲げられ、盛大に開催された。
 近年、経済が安定し、5月1日がゴールデンウィークの長期休暇に含まれるようになって以来、メーデーへの参加者は減少。若い世代にはメーデーを知らない人も出てきているが、「8時間は労働、8時間は休息、そして残り8時間は自分たちの自由な時間のために」というメーデー誕生当初の主張は、いまも語り継がれている。
 メーデーにまつわる事件としては、52年に起こった「血のメーデー」がある。サンフランシスコ講和条約、日米安全保障条約への抗議を含んだこの大会では、デモ隊と警官隊が皇居前広場で激しく衝突。デモ隊から死者2人、双方から1500人以上の負傷者を出す流血の大惨事となった。
 ちなみに、ヨーロッパではメーデーを労働者の日としてだけでなく、「五月祭」を楽しむ祝日としており、花の冠をかぶせた「五月の女王」を仕立てる伝統行事などが各地で開催される。

昨年開催された第83回メーデー中央大会の様子