2013春闘3月内決着の成果をふまえた4月段階の取り組みに向けて48日)
 フード連合の回答情報bP(3月31日)集計の賃金引き上げは、平均方式の84組合で5,474円、1.84%(昨年5,766円、1.92%)と昨年同時期より−292円、−0.08%と減少しています。昨年の同一組合比(加重平均)でも、額で−112円、率で−0.05%と減少している。300人未満の中小組合では、同一組合比(加重平均)で4,158円、1.68%と額で+54円、率で−0.01%と額ではプラスとなっているが率ではマイナスとなっています。
 ベア・賃金改善を獲得した組合は、定昇(相当分)が分かっている組合65組合中14組合(昨年12組合)が獲得し、51組合が定昇(相当分)を確保しています。
 その他、一時金、非正規労働者の時給や処遇改善の取り組み、企業内最低賃金の協定と水準の引き上げ、65歳までの雇用・賃金水準の確保および「改正高齢法」への対応などに取り組みました。
 フード連合は、今後、未解決組合の早期解決を促進するとともに、「中小労組支援センター」の支援オルグ、個別組合ごとに支援・フォロー体制を強化し、業種別部会、地域・ブロック局と連携しながら、きめ細かな支援を行っていきます。また、大手・主要組合は引き続き、グループ企業の賃金交渉に対して必要な情報の開示をはじめとした支援に努めていきます。
 フード連合本部は、引き続き解決組合の状況を集約・公表し、未解決組合への支援と波及に努めます。
 フード連合の2013春闘3月内決着の成果と4月段階の取り組みについては下記を参照下さい。

2013春闘3月内決着の成果をふまえた4月段階の取り組みに向けて

・2013春季生活闘争-回答情報
 http://www.jfu.or.jp/auth01/index.html
 ※ID/パスワード必要※加盟組合のみを対象