未加盟組合も参加し、物流部門の情報交換会を開催218日)
未加盟4労組含め14労組が参加
 2月12日(火)、「物流部門関連労組情報交換会」を開催し、事務局を含め10労組18名が参加しました。また、フード連合に加盟していない物流関連の4労組からも7名の参加がありました。
 出席者は、運送業、倉庫業の労組以外にも食品メーカーまたは食品卸の一部門として物流管理部門がある労組、物流企業へ出向している組合員が多く存在している労組など多様性のある顔ぶれとなりました。
 冒頭、松谷会長代行が主催者代表挨拶を行なった後、森下組織拡大推進局長から「フード連合2013春季生活闘争方針」について説明を交え、今春闘で労働組合として取り組むべき課題について話し、全体で2013春闘に向けた課題や組合運営や組合活動における課題などについて参加者全員で意見交換や質疑応答を行いました。
 同じ物流部門で働く者同士が、組合活動における諸課題や直面する2013春闘の取り組み、組合運営等について意見交換を行い、課題や方向性等を共有化し、最後に山本事務局長のまとめの挨拶で会を終了しました。

食品物流関連の労組同士の連帯を強めていく必要があると話す松谷会長代行
【意見交換事項】
・参加単組間の意見交換や質疑応答の中で、毎年の春闘交渉時に経営側から他の運輸業に比べて賃金水準が高いと主張されている中で、そうした経営者に対してどう対応していくべきかという問題、親会社と子会社との関係性、企業再編や企業統合に直面した時に労組としてどう対応していくのか等の共通の課題について意見交換が行われた。

・親会社と子会社との問題について親企業組合との連携のため「グループ労協」等の場で組合側としても議論を深めると同時に、物流関連の労働組合としての交渉力を高めるため食品物流関連の労組同士の連帯を強めていく必要があることなどについても方向性を共有化した。

・食の安全・安心を共に担っている物流関連企業労組同士の連携の機会が少ないという問題を認識し、そうした機会を増やすため、フード連合が主催するこうした取り組みを継続して続け、また未加盟の労組にも加盟を促し、構成組織を増やしていくべきという意見も提起された。
以 上