中四国・九州ブロックで「女性組合員学習交流会」を開催しました96日)
男性役員が女性組合員を学習交流会に誘って女性が参加しやすい状況をつくり、女性の参加者を増やすために、中四国・九州ブロックでは、毎年、中小労組・地区協代表者会議と女性組合員学習交流会を合同で開催しています(写真は大分会場)
 7月7日(土)大分県別府、9月1日(土)香川県高松で、中四国・九州ブロック主催「女性組合員学習交流会」が「中小労組・地区協代表者会議」と合同で開催され、九州では10単組から17名(中小労組・地区協代表者会議:男性51名)、中四国では5単組から8名(中小労組・地区協代表者会議:男性24名)が参加しました。
 男性役員が女性組合員を学習交流会に誘って女性が参加しやすい状況をつくり、女性の参加者を増やすために、中四国・九州ブロックでは、毎年、中小労組・地区協代表者会議と女性組合員学習交流会を合同で開催しています。
 今年は、統一テーマ「メンタルヘルス」について、九州では 大分県議会議員・診療内科・精神科医師 竹内小代美氏、中四国では 香川短期大学子ども学科准教授・臨床心理士 北濱雅子氏を講師に招き、合同で講演を受けました。
 講演では、「職場でのメンタルヘルスの考え方は労働者の心の健康保持増進のために必要」、「ストレスへの対処法」、「職場でも家庭でも、声をかける、話を聞く、変化に気づくことが大切」等の講義を受けました。
 その後、女性参加者は別室で「働く女性に関係する法律を知ろう」で男女雇用機会均等法や育児・介護休業法等を学んだ後、「各単組の制度や実情について」をテーマにグループディスカションを行いました。

今年は、統一テーマ「メンタルヘルス」について、九州では 大分県議会議員・診療内科・精神科医師 竹内小代美氏、中四国では 香川短期大学子ども学科准教授・臨床心理士 北濱雅子氏を講師に招き、合同で講演を受けました(写真は香川会場)
 グループディスカッションでは、「制度のチェックリストから自分が知らないことの多いことに気がついた」、「制度を使いやすくするために実情を調べ、環境を整備することが組合に求められていると思う」、「メンタルヘルスは、職場のコミュニケーションのために組合として学習することが大切」等の意見が出ました。
 夕食交流会の場では県ごとの自己紹介が行われ、男性役員からは「女性の労働組合への参画は必要」、「来年は自分の単組からも女性組合員学習交流会に参加させたい」、女性参加者からは「他労組の女性の方と話す機会がなかったので良い経験になった」、「職場で今回の情報を共有し活用していきたい」等の声があがりました。
 女性も男性も働きやすい企業・職場にしていくため、女性の積極的な労働組合への参画を期待します。
(男女平等局長 岡野敏子)