北海道・東北ブロックで「女性組合員学習交流会」を開催しました95日)
講演テーマを「メンタルヘルス」に統一しており、北海道ブロックでは、日本産業カウンセラー協会北海道支部 志賀千栄子氏、東北ブロックでは男性役員と合同で、岩手産業保健推進センター/メンタルヘルス対策支援センター相談員/臨床心理士 坂下史絵氏による講演を受けました(写真は北海道会場)
 北海道・東北ブロック主催の女性組合員学習交流会が、6月30日(土)札幌、7月7日(土)岩手で開催され、北海道23名(女性12名、男性11名)、東北14名(女性10名、男性4名)が参加しました。東北ブロックでは、毎年、中小労組・地区協代表者会議と女性組合員学習交流会を合同で開催しています。
 今年の女性組合員学習交流会は、講演テーマを「メンタルヘルス」に統一しており、北海道ブロックでは、日本産業カウンセラー協会北海道支部 志賀千栄子氏による「職場のメンタルヘルス対策と快適な職場づくりのために」、東北ブロックでは男性役員と合同で、岩手産業保健推進センター/メンタルヘルス対策支援センター相談員/臨床心理士 坂下史絵氏による「働く人のメンタルヘルス〜健康に仕事を続けるために〜」の講演を受けました。
 続いて、「働く女性に関係する法律を知ろう」で男女雇用機会均等法や育児・介護休業法を学んだ後、「各単組の制度や実情について」をテーマにグループディスカションを行いました。

「働く女性に関係する法律を知ろう」で男女雇用機会均等法や育児・介護休業法を学んだ後、「各単組の制度や実情について」をテーマにグループディスカションを行いました(写真は東北会場)
 両会場ともに、「企業に制度はあっても知らない人が多いので、組合として周知をはたらきかけることが必要」、「短時間勤務制度等は職場の人に迷惑がかかると思うと取るには勇気がいるので、取りやすくする“しくみ”を創ることが大切だ」、また、「他労組の実情を参考に、学んだことを持ち帰って職場に活かしたい」等、前向きな意見が出ました。
 女性も男性も働きやすい企業・職場にしていくため、女性の積極的な労働組合への参画を期待します。
(男女平等局長 岡野敏子)