医薬品関連部門情報交換会を開催82日)
医薬品関連部門情報交換会を開催し、本部を含め6単組、12名が参加した。
 7月10日(火)に専売ビル3階会議室で医薬品関連部門情報交換会を開催し、本部を含め6単組、12名が参加しました。山本事務局長からの呼掛け人挨拶の後、参加単組間の情報交換を行ないました。
 フード連合は、「食」に関わる労働者の総結集をめざして活動を進めています。フード連合は多様化する業種への対応として、これまで物流部門に関連する加盟単組や未加盟組合を対象とした情報交換会を実施してきました。
 今回、医薬品部門を持つ、または企業グループ内に関連企業を持つ加盟組織における課題の解決に向け、この情報交換会を開催しました。なお、医薬品関連の単組を対象とする情報交換会は今回が初めての開催です。
 参加した単組によって@医薬品部門がある、A分社化によって医薬品関連の子会社が設立され、組合員が出向している、B医薬関連の子会社が企業グループ内にあり、企業のホールディング化に対応し、労働組合も一つにして活動しているなど、参加した単組によって状況は異なる中、医薬品関連に共通する労働環境の問題、単組同士の組織運営、組合活動における取り組み、各々の単組が抱える課題の共有を図りました。
 そうした中で、参加した単組からは医薬品関連の事業を持つ単組同士が企業の枠組みを超えた連携・連帯をしていく必要性に関しての意見が多く提起されました。
 また、医薬関連部門に関わらず多角化する企業経営の中で、ホールディング化への対応に向けて組合同士のつながり、情報の共有、さらには、分社化・企業再編などへの対応として既存組合の組織形態の変化の中で、“組合員の分断”をどう防ぐか等が議論されました。
 次回に向けては、参加対象となる単組の輪を広げ、こうした情報交換会を今後も開催し、フード連合そして加盟単組の組織強化につなげていく必要があることを確認し、情報交換会を終了しました。
(組織・中小局長 山田 毅)