全国4か所で営業担当者情報交換会を開催731日)
6月から7月にかけ全国4か所で営業担当者情報交換会を開催した(写真は東京会場)
 フード連合は、営業部門担当者が抱える課題の情報交換を通じ共有化するとともに、公正取引委員会への働きかけなど、フード連合の活動や取り組みを知り理解を深め、そして、自らが地域・単組での組合活動への参加できるきっかけの場とすることを目的に6月から7月にかけ全国4か所(札幌・東京・大阪・福岡)で営業担当者情報交換会を開催しました。

フード連合「流通取引慣行における実態調査報告」についての意見交換を実施(写真は札幌会場)
【参加者概要】
開催月日 会場 参加人員(事務局含む)
6月22日 札幌会場 5単組15名
6月30日 福岡会場 11単組21名
7月5日 東京会場 13単組27名
7月20日 大阪会場 9単組19名
営業担当者が抱える課題の共有化を図った(写真は大阪会場)

 開催内容は、フード連合「流通取引慣行における実態調査報告」についての意見交換、フード連合の活動紹介(※1)、営業担当者が抱える課題の共有化および意見交換を実施し、最後に参加者よりひと言をもらい、今後の開催に反映させるというものにしました。
 参加者からの声として、優越的地位、取引慣行、公取関連に関して、「押しつけ販売や取引慣行が未だに存在することに驚いた」、「押しつけ販売は昔に比べると組合の努力により少なくなったのではないか」というものがありましたが、参加者の中には、「ワインやうなぎを買わないか」と言われた経験がある参加者もおり、取引慣行・公取に関して引き続きアンケート調査をする必要があり、現場の声を公正取引委員会に報告し、改善に努めていく必要を改めて認識する機会となりました。

グループディスカッションを通じ、多くの課題について話し合った(写真は福岡会場)

 その他の主な意見として、「他労組の組合員との交流によって自社の課題を認識できた」、「フード連合の活動について知ることができ、これからの自労組の活動に活かしていきたい」、「(こうした情報交換会は)非常に有意義な会であり、有益な情報を得ることができたので、今回の内容を社内に伝えていきたい」、「他社の状況を把握することで自社の対応に関して考え直す良い機会になった」と今回の情報交換会の内容を広く伝えていこう、という意欲的な参加者が多くいました。

以上

※1 不公正な流通取引慣行の是正に向けたフード連合の活動については下記URLを参照下さい。
URL http://www.jfu.or.jp/sinchaku/kiji/1329354288_5245.htm