〜女性役員育成のための〜「第2回女性リーダー研修会」を開催しました416日)
フード連合2012年第2回女性リーダー研修会が開催され、全国から16単組31名が参加しました
 フード連合2012年第2回女性リーダー研修会が4月13日に専売ビル8階ホール(東京・田町)で開催され、全国から16単組31名が参加しました。
 女性リーダー研修会は、女性組合役員の“たまご”や“ひよこ”の方を対象に、組合活動を行なう上で必要なスキルの習得とネットワーク作りを通じ、組合活動の中で何に取り組めるかについて考えることを目的としています。
 今回は第1回目(2月10日)に引き続き、同じ参加者での第2回目の開催です。
 今回の研修会では、冒頭にフード連合の女性中執である中川正子さん(名糖産業労組 委員長)が先輩の女性組合役員の講話として「労働組合の活動に関わって」を行い、「会社の仕事と労働組合活動の2足のわらじをはいていることが辛かったが、職場の後輩がサポートしてくれたことがうれしかった。」そして、「悩みがあることは問題意識があるということ。悩みを口に出すことで、必ず解決策は見い出せる。ぜひ発言をしてほしい。」と語り、参加者にエールを送りました。

実習の「一言スピーチ」では、「この経験を職場で活かしていきたい」等の発言がありました
 その後、参加者は、第1回目(2月6日)に出された宿題「自分の職場で女性が参加しやすい組合活動のあり方について」をテーマにグループディスカッションを行い、「組合活動に参加するように回覧やメール等いろいろなツールを使って情報発信をすること。まずは、自分から声をかける」、「家族を含めて、誰でも楽しめるイベントづくりを」、「ライフイベントにおいて組合は役に立つ場所であることをアピールする」、「女性のロールモデルが少ないことが問題」、「後任の女性のためにがんばりすぎないことも必要」等の報告が出されました。
 最後の実習としての「一言スピーチ」では、「第1回目のアサーティブトレーニング、第2回目の先輩役員からの体験談とグループ討議と実りの多い研修会だった」、「組合が身近になった。組合活動を考える良いきっかけになった」、「参加したことで、参加していなかったら出会うことの無かった人たちと知り合いになれて、いろいろな悩みや考えにふれてとても刺激になった。このことを職場で活かしていきたい」等の発言がありました。
 研修会の最後には、松谷フード連合会長代行から修了証が授与され、「労働組合の目的をしっかり捉えて、各々がその役割を認識して、自分のため、仲間のため、会社のため、そして社会のために、皆がしあわせに暮らせるよう活動を拡げていってほしい」とまとめられ、2回にわたる研修会は修了しました。
(文責:フード連合男女平等局長 岡野敏子)