連合3.8国際女性デー中央街頭宣伝・中央集会が開催されました315日)
集会アピールを提案する入江さん
 1857年アメリカ・ニューヨークで被服工場が火事になり、鍵がかかっていたため逃げることができなかった多くの女性が亡くなりました。同年3月8日、女性たちはこれに抗議するとともに、強いられた低賃金の改善、長時間労働の短縮、危険な職場環境の改善などを求めて街頭デモを行ない、賃金の向上とより良い生活を求めるシンボルとして「パン(賃金・労働条件の向上)とバラ(女性の尊厳・人権の確保)」を要求しました。これが3.8国際女性デーの起源となり世界に定着しています。
 連合は連合東京と共催により有楽町イトシア前の街頭宣伝行動で、女性の尊厳・人権の確保を象徴するバラの花を配り、通行人にアピールしました。


有楽町イトシア前でバラの花を配り、通行する女性たちにアピールしました
 その後、よみうりホールにて「国際労働運動と連携し男女平等を実現しよう!〜ILO(国際労働機関)、CEDAW(国連女性差別撤廃委員会)、春季生活闘争の取り組み〜」をメインテーマに「3.8国際女性デー中央集会」が開催されました。
 集会では、「2012春季生活闘争の取り組み、国際的な男女平等の取り組み」について連合の高橋副事務局長から基調提起と、「ILO条約からみた女性の均等・均衡」についてILO活動推進日本協議会の木村理事長から基調講演がありました。
 集会は最後に、連合東京女性委員会幹事の入江さん(マルハニチロユニオン/フード連合東京地区協議会幹事)のアピール採択と参加者全員による「Solidarity Forever(連帯で強くなれる)」の合唱で終了しました。