2012年第1回女性リーダー研修会でアサーティブを学びました。214日)
「誠実に対等に相手と向き合いましょう」と、竹崎先生
 2月10日(金)東京・専売ビル3F会議室で、2012年第1回女性リーダー研修会が開催されました。女性リーダー研修会は、組合活動へのポジティブ・アクションの一環として、女性参画推進を目的に毎年開催されています。今年は、全国21単組から40名が参加しました。
 研修会では、フード連合江森会長が主催者代表あいさつとして、今の時代を山登りに例え「戦後の高度成長で頂上までたどりついた日本は、今、下山の時代を迎えている。下山はマイナスにとらわれがちだが、登ることに精いっぱいな登山に対して、下山の時は遠くの景色をながめたり、登ってきた道を振り返る余裕が出てくる。下山の時代では、登山の時代とは違った新しい幸せのモデルをつくらなければならない。今までの男社会から脱却しワーク・ライフ・バランスがとわれる時代になっている。今日の研修会でたくさんの方と出会い、組合役員としての視野を広めこれからの組合活動に活かしていただきたい」と挨拶されました。
 実習では、参加者一人ひとりが自己紹介で「研修会へ参加する自分の目的」を語り、その後、NPO法人アサーティブジャパンの竹崎かずみ氏を講師に「アサーティブ・トレーニング」が行われました。

具体的にくり返し伝える練習をする
 「アサーティブ・トレーニング」とは、本当に伝えたいことを相手を尊重しながらしっかり伝える、そして伝えるばかりでなく相手の言うこともしっかり聞くことを学ぶためのトレーニングです。
 参加者は初対面のいろいろな方と二人一組または三人一組となってロールプレイを行い、相手も自分も尊重して伝えることを練習しました。
 研修会の最後に、松谷会長代行が第2回目の研修会に向けて「今日学んだことをそれぞれの立場で活かし、それぞれの職場で仕掛けていくその先駆者になってください。」とまとめの挨拶をされました。
 参加者には「自分の職場で女性が参加しやすい組合活動のあり方」についての「宿題」が出されました。それを持ち寄り第2回女性リーダー研修会(4月13日)に臨みます。