「人間らしい仕事と生活の実現を求めるディーセントワーク世界行動デー2011 in TOKYO」が開催されました1014日)
“労働者性”を認めさせるために闘っているソクハイユニオンの自転車便配送スタッフ
9月29日、全電通ホールにおいて、連合・連合東京・国際産業別労働組合組織(GUFs)日本組織主催による「人間らしい仕事と生活の実現を求めるディーセントワーク世界行動デー2011 in TOKYO」の集会が開催され、フード連合からの参加者を含め、連合構成組織より300名を超える参加者がありました。
連合・古賀会長は主催者代表挨拶で、非正規労働者が全雇用者の38.7%を占めている日本の厳しい雇用情勢に触れ、「東日本大震災で再認識した『絆、支え合い、分かち合い』の価値観の下、すべての働く仲間が連帯し、すべての人に働く機会や公正な労働条件が保障された『希望と安心の社会』を築いていこう」と呼びかけました。
集会では、有期契約労働・派遣労働、ユース・学生、公契約請負労働、労働相談者からディーセントワークを求めるリレートークがあり、労働者性が認められていないメッセンジャー(自転車便スタッフ)から不当な賃金切り下げや不当解雇などの実態が報告されました。


「NPOによる緊急雇用・就業応援全国ネットワークHands(ハンズ)」の池本代表幹事がユニバーサル就労の必要性を訴える
集会は最後に、「誰もが働きがいのある人間らしい仕事を得られる社会の実現に向けたアピール」を採択し、その後、秋葉原駅前において、「"人間らしく働きたい!"を訴える 街頭アピール行動」を行いました。