震災も原発も労働組合の団結と東北魂でのりきるぞ!!―東北ブロック中小労組地区協代表者合同会議・女性組合員学習交流会を開催― 77日)
挨拶をする大宮議長(青森地区協議会)
7月4〜5日、東日本大震災以降主だった行事が休止していた東北ブロックで「中小労組地区協代表者合同会議」「女性組合員学習交流会」が16組合52名の参加のもと青森県八戸市で開催されました。
冒頭、合同開催式で本部山田組織中小局長から今回の震災に対する連合、フード連合の取組みついて報告がありました。
その後、それぞれの会場に分かれて、中小労組地区協代表者合同会議では、本部からの報告の後、各地区協、単組から被災の状況を含めた報告がなされ、特に福島地区協からは原発事故以来根拠のない嫌がらせや風評被害に県民は疲弊している、どうか福島に足を運び福島を元気にしてほしいとの切実な要望が出されました。

グループディスカッションのテーマは「女性が働きやすい職場とは?なにを変えれば良いのか」(東北ブロック 女性学習交流会)
一方、女性組合員学習会では「女性が働きやすい職場とは?なにを変えれば良いのか」をテーマにグループディスカッションを行いました。
終了後、合同の懇親会を行い、まず滝口幸衣さん(宮城ゼライス労組)から学習会でのまとめとして「女性が働きやすい職場にするためには様々な問題があるが、重要なのは上司に相談できる環境を整えること、組合も今以上に関与するべき、また男性はもっと家庭に理解を示してほしい」との報告がなされ、懇親会に移りました。懇親会では地区協別に参加者全員が自己紹介を行い、久々の再開に喜び合う者、初めて会う他県の仲間との情報交換を行う者など終始なごやかに時間が経過しました。
最後に来年の幹事地区協である岩手地区協から「各地域では未だ震災の影響は収まっていないが、同じ東北県人として頑張っていこう、来年は世界遺産に登録された平泉を中心に考えるので来年また会いましょう」との挨拶で終了し、その後も夜が更けるまでそれぞれで懇親を深めていました。
翌日、解散式を行い「来年も笑顔で岩手で会おう」と誓い合い、帰路につきました。