「被災された方々に対して何かをしなければ」との想いから フード連合第8陣出発619日)
災害救援バスの前での参加者
 6月19日、連合の災害救援ボランティア第11陣が岩手・宮城・福島県に向かってそれぞれ出発しました。
 私たちフード連合(第8陣)からも、3名(キリンビール労組2名、サントリー労組1名:直接現地に集合)が宮城県内でボランティアに参加しています。今回の参加者からは、出発前に「被災されている方々に対して何かしなければとずっと思っていましたが、今回休みが取れたので、思い切って参加しました」という参加の動機を語ってくれました。
 今回の第8陣までで、フード連合としては9単組から32名が連合のボランティアへ参加し、個人宅の泥出しや家屋破損物の撤去等の作業に従事してきました。組合役員ではない一般組合員と女性の参加が多いのがフード連合の特徴です。
 3名の方々のご健闘を期待します。

 第7陣に参加したサントリー労組・臼井さんの報告を掲載します。

ビニールハウスでの撤去作業
 昨日今日は名取市で、カーネーションを彩なし出荷されているお宅のビニールハウスの片付けでした。手塩にかけて育てられたカーネーションが全部ダメになっていました。ヘドロもカキ出してキレイになりましたが、なんだか虚しさを感じました。しかし、家主さんは既にすごく前向きに頑張っておられるので、逆にこちらが元気をもらってる感じでした。休憩中に自家製のスイカや浅漬けまで頂きました。またそれがウマイこと!
 明日は最終日。行き先は石巻だそうです。あと一日、全員気合入っています。被害も甚大な石巻なので、ラスト、しっかりと頑張ってきたいと思います。被災者のかたのお役にどのくらい立てたかは分かりませんが、いろいろな事を考えさせられ、また得るものも多かった、長いようであっという間の一週間でした。機会があったらまた来たいと、多くの方が言われています。もちろん自分もその一人です。