悩んでいる場面でのコミュニケーションの方法を学びました。2011年第1回女性リーダー研修会を開催!24日)
全国から22単組38名が参加
 2月4日(金)東京・衆議院第1議員会館会議室で、2011年第1回女性リーダー研修会が開催されました。女性リーダー研修会は、組合活動へのポジティブ・アクションの一環として、女性参画推進を目的に毎年開催されています。今年は、全国22単組から38名が参加しました。
 研修会は、主催者代表としてフード連合渡邉会長が「今日の研修会でなにかをつかみ、これからの組合活動に活かしていただきたい」と挨拶されました。

二人一組でアサーティブ・トレーニング
 実習では、参加者一人ひとりが自己紹介で「研修会へ参加する自分の目的」を語り、その後、NPO法人アサーティブジャパンの竹崎かずみ氏を講師に「アサーティブ・トレーニング」が行われました。
 「アサーティブ・トレーニング」とは、自分の気持ちや意見を相手の権利を侵害することなく、誠実に、率直に、対等に表現して伝えることを学ぶための練習です。自分が短気だったり内気だったりするコミュニケーションパターンに気付き、アサーティブ(自分の気持ちも相手の気持ちも大切にしながら自分の意見をはっきり述べる態度)に伝えることを学ぶためのトレーニングです。
 参加者は初対面のいろいろな相手と二人一組になり、ロールプレイを通じて相手も自分も尊重して伝えることを練習しました。
 研修会の最後に、井上中央執行委員が「働く女性はたくさんいるが労働組合にかかわる女性は少ない。皆さんが労働組合に意見を出し反映させることが、働きやすい働き続けられる会社・社会になっていく。どうぞその手助けをしてください。」とまとめました。
 議員会館の地下食堂で行われた懇親会では、会場の手配に尽力いただいた城島光力衆議院議員が現在の政治情勢について挨拶されました。
 参加者には「自分の職場で女性が参加しやすい組合活動のあり方」についての「宿題」が出されています。それを持ち寄り第2回女性リーダー研修会(4月22日)に臨みます。
 アンケートには、「楽しみながら参加でき、たくさんの方とコミュニケーションをとったことで沢山の刺激を受けることができた」「今回学んだことを、さっそく明日からプライベートに、仕事に活かしていきたい」とありました。