フード連合「第9回定期大会」開く「力をひとつに。食と職の安全・安心!」105日)
10周年の節目の年へ向け更なる活動の充実を述べる渡邉会長
9月13日、「第9回定期大会」を開催しました。代議員、オブザーバーを含め414名が参加し、運動方針補強案をはじめすべての議案を可決しました。
 大会は、小澤副会長の挨拶で始められ、議長団に篠原徹代議員(明治製菓)、徳井健代議員(キリンビール)を選出しました。
 渡邉会長は主催者挨拶の中で、運動方針の補強についてふれ、加盟組合の活動実態調査については、今年の春季生活闘争を通じた体験から、組合組織の力量低下という側面が浮き彫りなったとし、フード連合全体としてどんな状況にあるのか、現状を把握した上で今後の対応策を検討すべきだと述べました。
 また、「フード連合・あり方検討委員会」の設置では、結成8周年を迎え、10周年の節目の年に向けて、これまでの組織運営、活動実態を振り返り、次の時代へのスッテップとして、必要な見直しをおこなうための検討の場、さらには、次の10年の単位での中期活動計画の基本方針を検討する場とし、2年間程度の幅で議論を行っていきたいと述べました。
 続いて、古賀連合会長、西藤食品産業センター理事長、見里IUF・JCC事務局長から連帯の挨拶を受けました。また、城島衆議院議員(顧問)からは国政報告を受けました。
 江森事務局長からの活動報告、山本副事務局長の決算報告につづいて、監査報告を受け承認しました。続いて、小澤副会長(人事委員会委員長)から「第6号議案・役員補欠選挙に関する件」の提案のあと、中岡選挙管理委員長から役員補欠選挙の公示がされました。
「第8回中央委員会」以降に新たに加盟した「中部レック労働組合」、「マルハニチロ北日本労働組合」、「鈴や商事労働組合」、「イレブンフーズ労働組合」が紹介され、渡邉会長からフード連合旗が贈呈され、各労組の代表から挨拶を受けました。
 続いて、「2010春季生活闘争まとめに関する件」、「2009~2010年度運動方針補強に関する件」「全労済新年共済事業規程の新設に関する件」「2009年度繰り越剰余金処分(案)」「2010年度予算(案)」がそれぞれ提案され、満場一致で可決されました。

更なる運動の前進へガンバロー!
役員選挙については、選挙管理委員長から役員立候補者の紹介が行われ、投票に入り、副会長1名、中央執行委員6名、会計監査1名の全員が信任されました。また、「第8回機関紙・かべ新聞コンクール」の表彰が行われました。
 今定期大会では、フード連合結成10周年を展望し、組織の強化や魅力ある産別運動の推進へ向けた運動方針補強案が提案され2年目の活動の推進をしていくことにしました。
 大会は、大会宣言、大会スローガンを採択し、最後に、食品労働者のさらなる前進を期して、団結ガンバローで閉会しました。