根室半島の沖の北方四島は日本の領土です ― ピースアクションin根室 2010.9.11〜12 ― (9月11日) | ||||||||||||||
第二次世界大戦終結後の1945年8月28日、「日本が降伏した後は攻撃を行わない」という連合国の原則に反して、ソビエト軍は北方四島に次々に上陸し、占領しました。北方四島に住んでいた日本人約17,000人は強制的に北方四島から追い出され、それから65年。今も、旧ソビエト・ロシアによる不法占拠が続いています。
9月11日、全国から23名が、晴天の根室の北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ)に集まりました。 ニ・ホ・ロでは、「連合・北方四島学習会」が開かれ、@語り部・鈴木咲子氏(択捉島出身)による「ふるさと北方四島への思い」、A北方領土返還要求運動連絡協議会の児玉泰子事務局長による「北方四島の今を知ろう」、BJEANクリーンアップ全国事務局の小島あずさ事務局長による「つながる海、めぐるゴミ」、C北の海の動物センターの本間浩昭理事による「北方四島の自然と将来の共生策」、Dロシア風水餃子「ペリメニづくり」のセミナーに参加し、北方領土への理解を深めました。
2010年の「ピースアクション」は、根室で幕を閉じました。 そして、2011年6月の沖縄へと続いています。 6月沖縄、8月広島・長崎、9月の根室で、平和をあつく語り合いましょう。 皆さんの参加をお待ちしています。 | ||||||||||||||
北方領土のことを一人でも多くの方に知ってもらいたい ニチレイ労働組合 古川猛司
移された後、島民の方々は全国にバラバラになりましたが、それからの生活はとても大変だったそうです。それから何年か経って、自分達が住んでいた島にもう一度帰りたいという思いから、島に一番近い町(根室)に移り住んだとの事です。
今回の経験では改めて戦争の苦しさ、つらさ、悲しさを学ぶことができました。現在の日本では実際の戦争体験者が、年齢的なこともありだんだん少なくなってきています。私もよく祖母から空襲の話をよく聞きました。命からがら海に飛び込み、何とか助かったというものでした。体験者から話を聞けることは戦争を知るうえではこの上ないことです。しかし、今後は私たちも率先して未来にこのことを伝えていかなければならないと思います。 このピースアクションに参加でき、根室に行けたことはとても良かったと思います。これからも一人でも多くの方に知ってもらえるよう、またその土地に対して正しい知識と理解を持てるよう、自分としても平和活動に関する様々なことを活動していきたいと思います!!
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