伊藤鹿児島県知事等へさとうきびの生産振興策を要請728日)
連合鹿児島川野会長から伊藤鹿児島県知事へ要請書を手交
 私たち、奄美・熊毛糖業労連は、連合鹿児島・フード連合・さとうきび議員連盟、さとうきび委員会と連携して、7月28日に鹿児島県知事と民主党鹿児島県連及びJA中央会に「砂糖制度の堅持と経営安定対策・さとうきび生産振興」について要請活動を展開しました。
 要請書では、@「さとうきびは地域営農を有機的に結びつける中心的作物であり、将来にわたって地域経済の根幹を成す作物であること、A生産農家が意欲を持って生産性・品質向上に取り組むことで、再生産と経営が安定し、糖業関係者の長期的・安定的な発展を期する」と強調した上で、B世界貿易機構(WTO)農業交渉で、砂糖を重要品目に位置づけること、C糖化調整法の役割・機能維持および「農家戸別所得補償制度」下でのさとうきび価格や国産糖企業への支援の現行維持を求めました。
 毎年定例的に行っている要請活動ですが、フード連合及び連合鹿児島、さとうきび議員連盟の方々には今年も参加協力して頂き、誠にありがとうございました。これからも地元の声を反映させるために、この県要請及び、9月に予定している中央要請行動を最重要課題と位置づけ、展開していきたいと考えています。
   琉 違益(奄美・熊毛糖業労働組合連合会事務局長)