今、全国民が注視している『沖縄、普天間』で、仲間との連帯を実感515日)
沖縄515平和行進「軍事基地をなくせ!」
中四国・九州ブロックの一員として、フード連合の仲間約100名とともに、2010年「5.15沖縄平和行動」へ参加して来ました。
地元 沖縄地区協 名護事務局長から、「本土復帰38年になるが『基地の押付け、安保の見直し』はいまだ変わりない」と挨拶があり、続いて、この沖縄戦を後世に残すため、お金を出し合って繋げたフィルム「沖縄戦記録フィルム・1フィート映像」を視聴しました。沖縄は唯一地上戦があった地とは知っていましたが、こんな悲惨な事が行われていいのか、知られざる沖縄戦の事実を改めて知りました。
次に、沖縄地区協 伊計議長による日米地位協定の講和を聴講しました。伊計議長は「沖縄の祖国復帰は実現したが、それまでどれだけの犠牲があったか、現在も米兵による事件や事故など後を絶たず、いまだに日米国家権力に振り回され、恣意のまま軍事利用されている」と話されました。
本土と差別のない、基地の島ではない、県民と共に我々も声を大にして、一日も早い平和な沖縄を取り戻さなければと感じました。
前日からの雨の中、沖縄本島の東・西・南の3コースを行進している全国から集った仲間と合流し、フード連合は南のコースを「シュプレヒコール『基地の無条件返還・基地の県外、国外移設・安全、平和な沖縄を…』」を雨の中叫びながら行進しました。途中頭上を低空飛行ですごい爆音を上げ戦闘機が飛行、この爆音と日々生活をしているのかと思うと耐えられない気持になりました。
めざすは県民大会会場(宜野湾市海浜公園屋外劇場)へ(約10Km、5時間、24,000歩余)行進総人数5,500名集結し、「普天間基地の早期返還と政府が検討する同県移設反対」を訴えました。

普天間地包囲行動「軍事基地撤去で平和な沖縄を!」
翌日、降り止まぬ雨の中、南部戦跡、沖縄陸軍病院壕群20号、平和祈念公園、平和祈念資料館等を廻り、そしてまた一段と激しく降りしきる雨の中、米海兵隊普天間基地包囲行動へ(人間の鎖、13Km、17.000人)。ずぶぬれになったつないだ手は、仲間との連帯をさらに強化したと感じ、今後も今生きている人、これからの次世代のためにも争いのない、平和運動を継続していかなければならないと確信しました。
 フード連合 長崎地区協議会 副議長 入江義昌(TaKaRa労組)