誠実に、率直に、対等に、相手と向き合う。2010年第1回女性リーダー研修会を開催!25日)
全国から24単組40名が参加
2月5日(金)東京・衆議院第1議員会館会議室で、2010年第1回女性リーダー研修会が開催されました。女性リーダー研修会は、組合活動へのポジティブ・アクションの一環として、女性参画推進を目的に毎年開催されています。今年は、全国24単組から40名が参加しました。
研修会は、会場の手配に尽力いただいた城島光力衆議院議員の挨拶に始まり、主催者代表としてフード連合渡邉会長が「女性が組合役員になることにより、働く女性の立場が反映され、法律にも反映される」と挨拶されました。そして、研修会の目的を中野男女平等局長が述べました。

二人一組でアサーティブ・トレーニング
実習では、参加者一人ひとりが自己紹介で「研修会へ参加する自分の目的」を語り、その後、NPO法人アサーティブジャパンの竹崎かずみ氏を講師に「アサーティブ・トレーニング」が行われました。
「アサーティブ・トレーニング」とは、自分の気持ちや意見を相手の権利を侵害することなく、誠実に、率直に、対等に表現することを学ぶための練習です。日常は、ドッカン(攻撃的)、オロロ(受身的)、ネッチー(作為的)な態度を、アサーティブ(自分も相手も大切にしながら自分の意見をはっきり述べる態度)にコミュニケーションをとるようにするためのトレーニングです。
参加者は初対面のいろいろな相手と二人一組になり、与えられた時間いっぱいに、語り聞き考え理解することを練習しました。
議員会館の地下の食堂で行われた懇親会では、研修会の熱気をそのまま持続、食べることを忘れたかのように語り合いました。参加者には「宿題」が出されています。それを持ち寄り第2回女性リーダー研修会(4月16日)に臨みます。今は硬い蕾の桜もその頃には花咲きます。
アンケートには、「再会が楽しみ」「2回目には全員と話したい」「アサーティブ・スキルを実践して組合や職場で意見交換をしていきたい」とありました。