インドネシア現地での抗議活動や激励活動にも参加−IUF/AP地域委員会−1130日)
地域委員会に出席する日本のメンバー(バンドン)
11月24日・25日の2日間にわたってインドネシアのバンドンでIUF・アジア太平洋地域委員会が開催され、フード連合からは、金副会長(IUF/JCC議長)、立石副会長(キリンビール労組委員長)、江森事務局長(IUF/JCC副議長)、山本副事務局長(IUF/JCC運営委員)、坂味の素労組事務局長の5名に加えて、見里IUF/JCC事務局長(フード連合特別中執)、中田IUF/JCC事務局次長(フード連合特別中執)が参加しました。
会議の前日には、シンガポールのITUCアジア太平洋地域事務所で鈴木書記長から「アジア太平洋地域の労働運動の課題」と題する講義を受けた後、意見交換を行いました。
地域委員会では、@メンバーシップ、A書記局活動、B地域委員会および執行委員会の構成、C連帯活動、Dプロジェクト活動、E女性労働者に関する活動、F多国籍企業、G人事事項等について協議し、確認しました。また、世界的に非正規労働者が増加している中で、雇用保障の保護キャンペーンを強化することを中心とした決議を採択しました。JCCからは「地域活動基金」の使用に当たって、基本的には緊急支援・争議支援を対象とするとともに、OECD加盟国に対しては対象外とすることなどのルール化を求め、文言を一部修正した後、確認されました。

解雇された元従業員が運営する「ソリダリティーカフェ」で
また、委員会終了後、インドネシア食品関連産業組合との連帯活動として、11月末でのホテル改装による従業員全員解雇を決めた「パパンダヤン・ホテル」での抗議活動、組合結成を理由に「グランド・アキラ・ホテル」を解雇された元従業員が運営する「ソリダリティ・カフェ」での激励活動等に参加しました。