2009春闘食品労働者決起集会開く 要求実現への決意を確認31日)
決意表明をする渡邉会長
フード連合の「2009春闘食品労働者総決起集会」が3月1日、東京・日比谷の「日比谷公会堂」で開催され、組合員や組合員の家族など約1,350名が参加し、今春闘での要求実現へ向けた決意を確認しました。
 渡邉会長は、「決意宣言」の中で、「昨年秋以降の大変厳しい経済環境の中、経営側は、ベアなど論外と立場に終始している。」とし、経営側の春闘に対する姿勢に苦言を呈するとともに、「食品産業は、中小の組織が多い。あるいは地域の地場産業で闘う仲間が多い。そういう中で製造業20業種中17番目という低位の賃金水準におかれている。その格差を改善していくためには、我々自身が汗をかく、必要がある。」「本日の決起集会を契機として働くことに誇りをもてる職場、誇りの持てる賃金水準をしっかりと獲得していきたい。皆さんのこれからの闘いがしっかりしたものとなり、連合全体の中でも貢献できるような闘いにしていただきたい。」との決意表明がされました。
 集会は、古賀連合事務局長の激励挨拶、藤井民主党最高顧問、城島フード連合顧問のあいさつのあと、職場からの訴え(全たばこ労組)、集会アピール(明治製菓労組)を採択して第1部を終わりました。
 続いて行われた第2部では、13業種別部会の製品が当たる抽選会が行われた後、要求実現へむけた「団結ガンバロー」で決意を確認しあいました。


要求実現へ向け「団結ガンバロー」