第18回食品業界労使による懇談会開催29日)
 1/27(火)、東京都千代田区の都市センターホテルで「第18回食品業界労使による懇談会」が開催され、労働組合側から30組織(37名)、経営側から27企業(29名)が参加しました。
 
 労使の代表・御来賓(食品産業センター)挨拶の後、1/26(月)のフード連合中央委員会で決定した「春闘方針」の内容を経営側へ伝えました。
 
 その後、労使共通の課題である「食の安全・安心」についての講演会を行いました。特に昨今、冷凍ギョウザ事件の発生など、輸入食品における食品テロ事件への対応が課題となっていることから、今回は、国際食問題アナリストの松延洋平氏に「食品安全体制と食品テロについて考える」というテーマで講演を頂きました。
※内容(参考)
 @オバマ新政権下における米国の農産物・食品に関する経済・産業の諸動向
  ならびに政策展開
 A食安全保障に係わる国際動向とわが国の産官対応の現状と問題点
 B米国における食品企業内のフードデフェンスの現状
  〜特に、業界団体、労使問題、関連企業間連繋など〜
 Cわが国における食安全を脅かす事件の今後の展望と対策
  〜特に中国からの輸入食品に係わる安全対策について〜

 懇談会終了後、懇親会を実施し、フード連合顧問である城島光力氏にもご出席頂き、政治情勢や現状報告などのご挨拶を受けました。
 そして最後に、労使が緊張感を持って互いに発展していくことを全員で祈念し、第18回食品業界労使による懇談会は幕を閉じました。